大和但馬屋日記

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甥の面倒を見てくれと親に頼まれて朝から在來線を乘繼いで京都へ。梅小路の京都鐡道博物館を母共々連囘される。
從來の梅小路蒸氣機關車館に、かつて辯天町に在つた交通科學館の内容を移して統合したもの。JR東日本JR東海が大規模な博物館を造つたのでそれを追つた形だ。しかし神田の交通博物館が大宮への移轉に伴ひさうなつたのと同様に、交通科學館にも鐡道以外の自動車や飛行機や船舶等の展示物が少なからず在つたのだが、移轉に伴ふリニューアルでそれらは一切繼承されなかつた。何とも殘念だ。辯天町時代にあつたリニアモーターカー實驗車ML-500の實物も見られなくなつてゐて、大人の事情を感じざるを得ない。
逆に、辯天町時代には静態保存機だつたSL「義經號」が改修を經て動態保存になつてゐるなど、梅小路ならではの良さもある。何より梅小路は立地が良いから、現役の様々な列車が周囲を行交ふただ中でSLを眺められるのが最高だ。
甥は友達の影響で今は鐡の蟲の卵状態だが、どうもオタク性ではないのでこの先どうなるかは判らぬ。とりあへずSLのプレートの讀み方を吹込んだりしてみた。知的好寄心が動けばよし、動かぬならそれもよし。自分が十歳の時どうだつたかといふと…當時の京阪の車輛を全部描き分けられる程度だつたか?
數週間前の配信開始時にダウンロードして、最初の一匹を捕獲した後放つておいたままの「ポケモンGO」が甥の御蔭で随分進んだ。バッテリーが幾らあつても足りやしない。