大和但馬屋日記

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オーストリアGP決勝

yms-zun2018-07-01

歸る前にお氣に入りの神田珈琲園で一杯、と思つて神田驛に寄つてみたら、高架線の耐震工事の爲に一時閉店とのこと。殘念なり。ちやんと營業を再開してくれるとよいのだが。他に東京で遊ぶ用事も特にないのですぐ歸途についた。在來線でノンビリと。

歸つてからオーストリアGP。昨日は觀られなかつた豫戰決果がこれ。

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スタートして一周目、あまりに色々あつて順位が目まぐるしく入替り、何が起きたか追ひ切れなかつた。

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十二周目にヒュルケンべルクのパワーユニットが燃え、十五周目にはボッタスが油壓系のトラブルでストップ。これでVSCとなり多くの車がソフトタイヤに交換、これで各車はゴールを目指す。

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しかしこの中にあつて、ハミルトンとマグヌッセン、ペレス等はタイヤ交換をしなかつた。これはルイスにとつては手痛い筈。案の定、メルセデスのクルーがハミルトンに對して判斷ミスを認めた。その上でチームは「八秒縮めろ」と無茶な要求。ルイスは「そんなタイムはないよ」。それあさうだ。ハミルトンがタイヤを換へて戻つてみればライコネンとべッテルに挾まれて四番手。勝てるレースをみすみす落した。まさにミス。

五十六周目にリキアルド、五十八周目にはハートレイと、レッドブル勢がレッドブルリンクで次々に姿を消す。そしてつひにハミルトンまでがストップ。マシンに厳しいこのコースはメルセデスを全滅に追ひ込んだばかりか、生き殘つた連中のタイヤにもブリスターを次々に發生させて苦しめた。

サバイバルレースとなつたレッドブルの地元オーストリアで、オランダからやつて來た二萬人もの應援團を味方につけて、フェルスタッペンが今期初優勝。車載カメラ越しにも響いて聴こえるほどのもの凄い歓聲だ。

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フェラーリ以下、リタイアしなかつたマシンは同じチームが竝んでフィニッシュ。チェッカーを受けたマシンでチーム順位が互ひ違ひになつた例が一つもないのは實に興味深い。大體のチーム間の序列が明らかになつたとみてよいのかどうか。あまり旋囘性能の問はれないサーキットだから、流石にあまり鵜吞みにはできないとは思ふが。