大和但馬屋日記

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中國GP決勝

中國GP決勝、事前の豫想程には荒れた天候にもならず、映像で見る限りではもうドライタイヤで走れさうにも見えるが、グリッドに竝んだマシンはサインツ一人を除いた殘りが全てインターミディエイトを履いてゐる。レコノサンスラップではハミルトンもスーパーソフトを試してゐたが、まだドライタイヤで走るには及ばないと判斷した模樣。サインツは大きな賭けに出た。
スタートで十一番グリッドだつたサインツはやはり全くタイヤが喰ひ付かず、ほぼ最後尾近くまで脱落。しかしすぐにストロールとペレスの接觸事故があつてバーチャルセーフティカーになり、この間に上位五臺以外がピットインしてドライに交換したためサインツは七番手に浮上。再スタート直後にジョビナッツィがクラッシュして今度はセーフティカー出動となった。
これで上位五臺もドライに交換、レッドブル以外はソフトタイヤに。スーパーソフトぢやないのが意外だ。下位チームも二つに分れた。ソフト勢は最後まで走り切れるのかと思つたらさういふ訣にもいかない樣で、残り二十周あたりでベッテルもハミルトンもタイヤ交換、やはりソフトタイヤ。スーパーソフトでは走り切れないのか。ライコネンは殘り十六周でスーパーソフトに。
開幕戰とは反對に、ハミルトンが優勝、べッテルが二位でランキングはイーブンに。三位四位にフェルスタッペンとリキアルドのレッドブル勢五位ライコネン、六位ボッタス。そしてt位にサインツが入ったのは偉い。ちやんとスタートの賭けに勝つた。天候絡みでもワンサイドゲームにはならず戰略含めて面白いレースが樂しめた。