大和但馬屋日記

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アゼルバイジャンGP決勝

スタート後の三コーナーでライコネンとオコンが接觸。後方でも事故があり、オコンとシロトキンがリタイア。セーフティーカーが出てライコネンはウイング交換となつた。事故の顚末はといふとヒュルケンべルクの幅寄せによつてシロトキンが行き場を失くしアロンソと接觸、シロトキンが衝撃で下がつた後にヒュルケンべルクは再度アロンソに當つてゐる。

レース再開、ベッテルはうまく後方を制した。ヒュルケンべルクはサインツと共にレッドブルを追ひ囘しては前に出た。ルノーレッドブルを制したのだから凄い。しかしヒュルケンべルク自分のミスで壁にヒットしたのが原因でリタイア。このレースの前半を大いに騒がせた。ハミルトンはタイヤに苦しんで前との差が開く。ちよつと勝ち目が遠のいた。べッテルは手堅いレースをしてゐる。

四十周目にフェルス夕ッペンとリキアルドが共倒れとなるクラッシュ。何やつてんだ。これでセーフティーカーとなり、ここまで無交換で引張つたボッタスがトップを維持してコースに復歸。これは面白い。

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セーフティーカー中の順位。グロージャンがタイヤに熱を入れようとウェービングしてゐる最中にスリップしてクラッシュ。下り勾配でウェービングなんかするからリア荷重が拔けたんだよ…

グロージャン車を運ぶトラックがコースに入り、ハミルトンか「危ない」と文句を言つてゐる。今宮氏がそれに苦笑してゐるが、冗談ぢやないよ、ハミルトンはビアンキのことを思ひ出してるんだよ。笑つちやいけない。

再スタートでベッテルは一コーナーに突込みすぎて失敗、ハミルトンを前に出してしまふ。そして首位のボッタスが突然タイヤバースト。勝利を確信した途端に地獄へ落ちた。

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結局ハミルトンがライバル達の脱落に助けられる形で優勝。前戰とはうつて變つてリタイアの多いレースとなつた。ハミルトンは勝つてもあまり嬉しくなささう。運に助けられたと思へばそんなものだらうか。ペレスの表彰臺は立派。