大和但馬屋日記

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YMO+初音ミク

孫経由で「君に胸キュン」だけ聴いて途中で止めた。出来の良し悪しはさて措いて、「君に胸キュン」はそもそも女の声で唄ふものぢやないだらう。あのトーンのオッサン声といふ楽器で纏まる曲に女の子声を当てるのは、昨日ワシが「イース」の音でオクターブ間違へたのと同様に間違へてゐると思ふ*1初音ミクがどうかういふ以前の問題。その違和感をネタとして楽しめるかどうかはまた別の話で。何といふか、YMOの曲にある「歌」は換への利く「ボーカル」ではない、言ひ換へるならばカラオケで歌ふやうなものではないので、別の声にするならするでそれなりの処理が必要なのだと思ふ。
それはそれとして、YMOが生きてゐた頃に初音ミクがあつたら彼らは間違ひなくそれで曲を作つただらうと思ふ。さういふものとして収まりのいい組合せはあると思ふけれどわざわざ探さうとは思はない。

*1:間違ひとかいふと語弊があるけれども「駄目だつた」といふ感想を肯定する文脈でさういつてゐる