FORZA MOTORSPORT2(Xbox360,Microsoft,ASIN:B000HDLUY0)
さらにガッツリ走る走る。曼蛇バイパーのペイントがズレまくるまで走る。どうもバンパーをブッ壊したりするとズレが大きくなるやうだ。ズレたら直して、また走る。
バイパー限定イベントに参戦したら、これが勝てない。曼蛇バイパーは一番弱いSRT10なので、上位モデルやレーシング仕様のAIに置いて行かれるばかり。チューニングの御蔭でPIは一番高いのだが如何せん重いのだ。
止むを得ずレース仕様の軽量化を施して勝つた。車重が四百キロも変るのだから、ブレーキングポイントも加速力も明らかに違ふ。今や画面と音とフォースフィードバックを通じて身体にGすら感じさうだ。
因みに、ゲーム歴は長いけど未だに身体が動く人ですよワシは。「エアロダンシング」やつてる時なんかかなり酷い。機首の下に隠れた飛行甲板の着艦ポイントを見たくて伸び上つたりする。するよね?
さらに走りまくる。手に豆が出来た。
セミプロの馬力限定レースでフェラーリF430に乗る。ずつとバイパー尽しなので全然操れない。簡単にセットアップしてみたが、急場凌ぎでは駄目だな。一見乗り易くなつた様でも、長丁場のレースではタイヤの発熱が偏り、後半にタイムを維持できなくなる。レースしながら温度表示を出して、グリップが均等になる様弄つてやうやく勝てた。土屋武士氏のオンラインのレクチャーがタイヤの温度の話に終始したのはこのことなんだな。僅かな差が蓄積してレース全体では極端な差となり、最後は破綻する。だからセットアップでバランスを取る、と。
それにしてもフェラーリのサウンドは素晴しいの一言だな。サラウンドヘッドホンを着けてゐると、AIのマルコが乗つてるF40と並走してる時なんか背筋にゾクゾク来る。
別の馬力限定レースの為に、今度はバイパーをエンジンだけデチューンして軽量化も併せたら、これがもう恐ろしいほどに神マシン。今まで伊達に育ててきた訣でないといふべきか。いつの間にか思ひ通りのラインを走れるクルマになつてた。最初はペイントのためのキャンバスとしか思つてなかつたのにねえ。
チューニングに留まらず、ペイント機能とクルマ毎のカーレベルなんかも相挨つて、「愛車」効果がとんでもなく高まるのが「Forza」の特徴の一つかもね。