大和但馬屋日記

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コントローラの行き着く先

かうくるか、なるほどその意気やよし、とは思つた。従来のゲーム用コントローラと比べてどうかう言ふのも芸がなからう。
それはさうなのだが、縦に長い棒状の物体を握つて長時間操作するといふのはどうなのだらう*1。似た形状のものとしてはAV機器のリモコンとか携帯電話の端末などがあるわけだが、オレはああしたものを長時間使ふのは苦痛で仕方がない。片手の、たつた一本の指にそんなに沢山のボタンを押させないで欲しいと思ふのだ。特に十字ボタンのやうな移動用のボタンとそれ以外のボタンを一本の指で押し分けたくなんかない。まあ、その点については、どこかのトンチキなソフトメーカーが十字ボタンを多用させる様なゲームを作らなければ大した問題にはならないはずで、このコントローラだからこそ遊べるゲームといふものに期待したい。
しかしもうひとつ心配があつて、コントローラが指向性を持つて画面のどこかをポイントするといふことは、コントローラの持ち方といふか画面に対する自分の姿勢すら自由にとれないといふことではないのか。今のオレの頭ではどうしても「テレビのリモコンを絶えず画面に向けつづけてゐる」といふ状況しか想像ができなくて、それは大層しんどいのではないかと危惧するのだが。
まあ、実際触つてみないことには何ともいへない。あの退屈極まりないPS3のコントローラに比べれば、期待の幅はとてつもなく大きい。

  • 2005年09月16日 mutronix 『[ゲーム]てゆっか、リビングでソファにすわってでかいテレビにうつして遊んでね、てことなんかなーと思った。』

*1:そこ、気持ちいいとか言はない