大和但馬屋日記

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近頃配信になつてゐた全方位シューティング二つ。
3DS用「6×1≠UNLIMITED?(ロクイチアンリミテッド)」。下画面のタッチパネルで六種類の武器が任意に切換へられて、それぞれの武器に女のAIキャラが設定され、その使用率で好感度のフラグが変化するといふ趣向のギャルゲー風シューティング。それはまあ良いのだが、肝心のシューティング部分がひどくつまらない。つまらないといふかとにかく退屈で、三体目のボスと戦ってゐる辺りでこのゲームのことがもうどうでも良くなつてくる。ここまでで十分間くらゐ遊んだとして、他のシューティングの十分間とは全く比較にもならない程退屈。これ作つた人、シューティングとかアクション系のゲームをろくに遊んだことないんだらうね。「初心者向け」を勘違ひしたのかとも思ふが、そもそも遊ばないから何をどう作れば気持よくなるかが理解できてない感じ。全然駄目。ちよつと調ベたら深刻なバグも出てゐる様だけど、それ以前の出来。
もう一本、Wii U用「XTYPE+」。何かどうにもツッコミ待ちなタイトルだが、内容は「R-TYPE」とは全然関係ない。十年くらゐ前に「Warning Forever」といふ個人制作のシューティングゲームがあつて、それをただ真似ただけのゲーム。Xbox360のインディーズゲームには「Infinty Danger」といふ同じ元ネタを本当に丸パクリしたゲームがあるけど、それに比べたらこれはそこまでパクッた訳ではない、といふかさういふ域に達してない。元が面白いからこれもそこそこ遊べるけど、元と比べると全然だね。「志の低いことやつてんなあ」としか思へない。何で肝心の爽快感に繋がる部分を地味にしてしまふかなあ。二本ともハズレだつたな、残念。
今日観た「プリパラ」新年回。ちよいちよい変な演出を狭んでくるなあと思つたらコンテがワタナべシンイチだつた。まさかファルルとちゃん子を直接絡ませるなんてなあ。兼役を意識してシーン作らないよな普通。赤崎さんすげえよ。ファルルの人工的な演技とちゃん子のドスコイ声を通しで演つてるなら大したものだ。自己学習型AIらしいファルルの設定も面白い方向にしか転ばないだらうし、楽しいなあこれ。