大和但馬屋日記

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「NAM-1975」プレイ

ニンテンドースイッチ「アケアカNEOGEO NAM-1975」。NEOGEO投入初期にリリースされた、べトナム戰爭を題材としたシューティングゲーム。「カべール」とか「銃武者羅」系統の、照準と自キャラの兩方を操作するタイプで、ちよつと難しいゲームだ。アーケードでコインを投入して遊ぶには難易度が高すぎて、稼動當時は殆ど手を出せなかつた。家庭用のNEOGEOで遊ぶ爲に調整されたせゐか、アーケードのMVSで「NAM-1975」を遊んでゐた人はあまり居なかった様に思ふ。MVS/NEOGEO人氣に本格的に火が點いたのはやつぱり「餓狼傳説」からだらうなあ。
そんな訣で殆ど初めてに等しい「NAM-1975」だけど、遊んでみるとやつぱり難しい。難しいけど面白い。難しいか易しいかと面白いか詰らないかに關係はあつたりなかつたり、物によつて千差万別だから一概には言へないが、このゲームは難しいが面白い。難しいから面白い、訣ではないとは思ふ。もうちよい遊び易くても罰は當るまい。
一面をやつとこさクリアして、二面に進むと民間人の金髪白人女性を人質にとつた敵が現れた。べトナム戰爭を題材にしてこのシチュエーションはどうなの、この邊は二十年以上前のゲームだねえと思ひつつ敵を倒して人質を救出した。どうせボーナス得點になるだけだらうと高を括つてゐたらまさかの展開。

女性が武器を手にしてプレイヤーの兵と共闘を始めた。不死身つぽいのでまさに「グラディウス」のオプション状態。まああれほど攻撃力が高い訣ではないが、遊んでゐるこちらの心理面では心強いことこの上ない。てかこんなに強くて何故捕まつてたのか。
昔のゲームで面白いプレイ體驗をさせてもらつた。實に樂しい。