大和但馬屋日記

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「面白さ」と「新しさ」には本当は関係がない

Geometry Wars」に絡めて書いたこともあるが、近頃本当にさう思ふ。「GW」で言へば最初はハードの目新しさも手伝つて、存在自体が斬新に思へたりもしたのだけど、でも何が面白いのかを切分けて考へれば考へるほどどこにも新しさなんてないことに気付いて、でもそれで面白くなくなつたかといふと全然そんなことはなくて。
「新しいから面白い」が成立しない訣ではないにしても、それは新しくなくなつた瞬間に消え失せる儚いものでしかない。「新しさ」を追ひ求めるのも一つの道だけど、それは先細ることが決つた道だし、行止りに当つた時点ですべてが終る。最近「もう任天堂の新しいゲームはどうでもいいや」と考へる様になつた。知育云々は関係なく、「新しい」を除いたら何も残らないものばかりになつてしまつたからだ。「超操縦メカMG」とか酷かつた。何だあれ。
新しさを否定したい訣ぢやない。面白けりやそれでいい。で、やつぱり「面白さ」と「新しさ」には本当は関係がない。