大和但馬屋日記

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週末は実家。
2014-05-20 - 大和但馬屋日記に書いたラジコンがまだあつた。

ワコー社のモートラウェーブSP「F-1ブラバムBT-46」。完全プロポ方式、国産初L.S.I採用。トイラジコンだとバックができないとか、右にしか曲らないとかが当り前だつたところにちやんとした前後左右操作のできるプロポを採用したといふことらしい。

開けたところ。玩具で一番楽しいのは実はこの瞬間なのかもね。

スタイリングは悪くない。割つてしまつたウインドスクリーンの雑な修復の仕方が我ながら酷い。この子供の頃のクオリティが今の自分そのもので、まあ三つ子の魂といふ奴ですわ。
コクピットに人形が付いてないのはトイラジコンとしてどうなんだ。カーナンバーは2、何故かニキ・ラウダではなくジョン・ワトソン仕様。

リアは御座成りな出来。46Bぢやないので真空ファンも付いてない。そこは付けようよ、玩具的に。
子供心にリアウイングが羽根の形をしてゐないのが不満だつたのを思ひ出した。

腹。ここに単二形電池を六本も抱へる訣である。重たいなんてものぢやない。それでゐて三十分も走れば電池はなくなるのであるからランニングコストも半端ではない。ナショナルの充電池を買つてもらつたんだつけな。あれも今から考へると充電に時間が掛つて大変だつたな。なにしろ三十五年も前の代物だ。
このBT46が走つた頃にエステルライヒリンクといふ名だつたサーキットが後にA-1リンクとして名とレイアウトを変へ、さらにそこから十一年の沈黙の後にレッドブルリンクといふ名前になってF1に帰ってきた。
オーストリアGP、フロントロウに並んだのはマッサとボッタス。いや面白いね。序盤は頑張つたんだけど、ピットインでメルセデスに行かれてしまつて、やはり地力の差が出たかー。
小林はタイヤ一回交換で完走したが、後半のタイムの落ち方が酷かつた。失つたタイムと周回数を考へれば二回ストップにしとけばビアンキは上回れたのではないかと思はなくもない。