■ [GP][2006][monaco]2006年第7戦モナコGP予選
第一ピリオド
セッション開始直後から続々コースイン、クリアラップが取れない中でトゥルーリがいち早く1'14.883。
マッサがアタック中にカジノ前でクラッシュ、残り八分二十三秒で赤旗中断。
再開後、ライコネンが13秒台に突入。
んー、どうもタイミングモニタの表示が遅いぞ。
マイケルはタイヤの温存を狙って控え目なタイム、十三番手でピリオド通過。アルバース、モンテイロ、スピード、佐藤、モンタニー、そしてクラッシュしたマッサがノックアウトとなった。
第二ピリオド
フィジコ、そしてライコネンがいきなり13秒台。アロンソもそれに割って入る。この辺はもう安泰か? しかしもう十四秒台だと当落ギリギリな感じだ。バトンがやばけ。
最下位タイムのハイドフェルトにSTOP表示。黄旗が出てないのはポルティエ手前のエスケープエリアに止めたため。
ラルフ、クリエン、リウッツィ、バトン、ヴィルヌーヴ、ハイドフェルトがノックアウト。トヨタ、ホンダがそれぞれ一台脱落。クルサードの四番手タイムが凄いなあ。
第三ピリオド
燃料消費ラップ、各車17秒2前後で安定している中でモントヤが15秒5のタイム。これに引張られたか、マイケルが16秒5で周り始めた。もう神経戦ですな。
残り六分辺りからアタックラップが始まった。まずはマイケルが1'13.898、続いてアロンソが1'13.980。
残り二分、各車最後のピットイン。クリアラップが取れるか。一セクベストのライコネンはニコに引掛かった。
チェッカーとほぼ同時に、マイケルがラスカスでアンダーを出してストップ。黄旗が出て他車のアタックを覿面に邪魔をして、見事ポールポジションを獲得、と思ったらセッション終了後にさすがに審議対象となった。さてどうなる。他にもフィジコとクルサードに対して審議が出された。
一往、インタビューにはマイケル、アロンソ、ウェバーが出席。マイケルの談によると「無理をしすぎてタイヤがロックした。エンジンは活きていたのでリバースギアに入れたらストールしてしまった。自分がポールとは思ってなかったのでこの結果はラッキーだ」とのこと。まあ、映像を見る限りわざとではないだろう。続いてインタビューに応えるアロンソはずっと額に皺を作ったままの渋い表情。さもあらん。ウェバーもチクチクやってる。あくまで最後まではぐらかすマイケルの表情が如何にも狸で、一方のアロンソは最後まで眉がハの字で、見る分には面白い映像ではあった。
ま、ああいうとこで、ああいうことをやっちまうのがマイケルなんだよな。わはは。まあ最終結果は審議次第てことで。