今日は寝過さない。
スタート直後、第一ターンでオコンとベッテルが接觸。フロントを壊したべッテルの爲に隊列が亂れ、ラインを變へたオコンに今度はガスリーが追突した。不幸な連鎖で二人のフランス人加がリタイアとなりセーフティカーが出動。べッテルには混亂の原因を作つたといふ理由で五秒のペナルティが科された。セーフティカー終了直前の順位。
三十周目にペレスがエンジンの不調を訴へてリタイア。ボッタスのタイヤ交換が手間取つた御蔭でベッテルには餘裕が出來た。ピットイン時に五秒ペナルティを消化。
殘り三周、ストロールのフロントタイヤがシーニュの進入時にバースト、VSCが發動。おそらくこのままチェッカーとなる。ストロールのタイヤは何周も前から傍目にも明らかに終つてゐて、マシンの振動がTV畫面からも判る程だつた。バーストするまで走らせたチームの判斷を疑ふ。
VSCは最終ラップに解除されたがレースはそのままフィニッシュへ。ハミルトンが三勝目を決めた。
十年振りのフランスGPは、グロージャンはあと一歩で入賞だつたものの、フランス人ドライバーには概ね良いところのない結果に終つた。フランス語話者としてもルクレールが辛うじて入賞、ストロールは先述の通りオコン、ガスリーと共にリ夕イア。嚴しいにも程がある。
