旅行最終日、とはいへほぼ歸るだけ。紀南は遠い。とりあへず美味さうな梅酒を一本買つて歸つた。
夜は最終戰のアブダビGP。スターティンググリッド。
ここはやはりメルセデスが速いな。
スタートでフェルスタッペンが大きく出遅れ、後方ではヒュルケンベルクとグロージャンが接觸してヒュルケンベルクのマシンが横轉、逆樣になつてウォールに吹飛んだ。それでもヒュルケンベルクの無事が確認されて一安心。セーフティーカーに合せてハートレイのみがスーパーソフトタイヤに交換した。SC明けの順位。
ライコネンのマシンがホームストレートでストップ。フェラーリでの最後のレースはマシントラブルで終つた。これでVSCとなり、ハミルトンとルクレールとグロージャンがピットイン。九周目、VSC明け。
リキアルドがタイヤ無交換で首位を走り續ける三十周目、バンドールンとオコンとグロージャンが三ツ巴のバトルを展開。面白かつたがオコンはコース外を走り順位を守つてしまつた爲に五秒ペナルティとなった。後にオコンはオイルを噴いてリタイア。ボッタスはトラブルを抱へたか、レッドブル勢を抑へ切れず順位を落した。
ガスリーのマシンからもオイル。やはり最終戰、パワーユニットの壽命も限界を迎へてゐるのだらうか。
今年最後のチェッカーフラッグ、一位と二位のハミルトンとベッテルが、今レースを以てF1を引退するアロンソを挾んでホームストレートで三臺揃つてのドーナツターンを披露した。最後を飾るに相應しい、いい光景だつた。