Nintendo Switch用「シスターズロワイヤル」。これといつた事前情報なしに配信されたギャルゲー風味の縦スクロールSTG。アルファシステム製とのことで、ほぼ完全にキャラクターを差換へただけの「式神の城」らしい。とはいへ自分は「式神の城」をあまり眞面目に遊んでこなかつたので個人的には新鮮に遊べた。
低難度で遊べばストレスはないし、システムも隨分氣配りが行届いてゐる。古いゲームを今出し直すといふことについて、極めて眞摯で丁寧な仕事をしてゐると思つた。
五人のプレイヤーキャラの特徴をキャプチャーしておいた。
Nintendo Switchでもう一本、「エイセス・オブ・ザ・ルフトバッフェ・スコードロン」。ガルパン張りに獨語と英語のチャンポンだな。
まあかういふゲームだ。本當は鉤十字を使ひたいんだらうなあ。これも縦スクロールSTGだが、如何にも現代のインディーズにありがちなタイプで、日本のシューオタ樣にはバカにされる奴だ。自分はかういふのも嫌ひではないが、「シスタ一ズロワイヤル」と同日配信になつたのは氣の毒といふ他ない。
この言葉を選ばない…といふかわざと選んだ酷い言囘し、日本人にはとても作れまい。といふか誰だよこんなの作つたの、と思つたらドイツのデべロッパーだつた。ですよねー。
「〜ダス!」みたいな語尾とか、緊張感のない敵キャラの臺詞囘しとか、メカのデザインセンスとか、何だか随所に往年のタツノコプロの樣なセンスを感じてしまふ。風大左衛門ダス一!!みたいな。ぞなもし。嫌ひぢやないよ。肝心のゲームは面白くないけどな…