大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

プレステミニこと

プレイステーションクラシックが届いた。早速起動して具合を見る。

液晶モニタをiPhoneのカメラで直撮りしてゐるので干渉縞が出てゐるがこれはゲーム機の出來とは無關係。「Gダライアス」は見ての通り極めてスムーズに動いてゐる。

クイーンフォッスルもキビキビ動いて一切の処理落ち無し。一見良いことの樣に思へるが、もともと処理落ち前提のゲームバランスなのでこれは高次ステージが常人に遊べる速度になつてゐないことを示してゐる。

グラディウス外伝*1」ではフレームレートが不安定で、一秒内至二秒に一囘づつくらゐの頻度でフレームスキップが發生する。そこだけ敵彈や自機が一瞬ワープするのだ。多少の入力遅延も感じるものの、低遅延ディスプレイなら辛うじて許せるレべル。フレ一ムスキップの方が餘程問題だ。狹いステージでは致命的。これは困る。

ミスタードリラー」はそのゲーム性の爲フレームスキップはあつても氣にならないが、こちらはむしろ入力遅延が惡さをしてエアーカプセルの二重取りが極めて困難になつてゐる。目視ではまづ成功しないのでボタンを押すタイミングを意圖的にずらさなくてはならず、その上で判定に一フレームのずれも許されないので結果は偶然に頼るしかない。

斯くの如くで、遊びたかつたゲームはどれも不滿なく遊べるといふ訣には行かなかつた。廣い心で他のことはさて措いてもフレームスキップだけはどうにも許し難い。單純に不快だからね。

まあ、ソニーの仕事と思へば諦めるしかない。かういふ領域でのクオリティ管理ができるとは思ヘないから仕方がない。

*1:外傳