F1の前に。
昨日の名古屋城の件をTogetter上で議論してゐたら「民主主義に從へ」などといふ言葉が出てきて、鳴呼この國に民主主義は無理なのだとわりと本氣で思つた。民が主ならば從とは何か。普通は政治であると理解すべきだが、多數派が少數派に「民主主義に從へ」と言つたならば少數派は從である、即ち主權者たる民ではないと言つたに等しい。殘念乍らこれが自稱民主主義の主權者の民度といふこと。
さてスペインGP決勝。
Hartley’s car literally shat itself pic.twitter.com/1LRXGHMLtR
— Tom Bellingham (@TommyWTF1) 2018年5月12日
昨日、こんな感じでボッキリ折れるクラツシュを見せたトロロッソのハートレイだが無事出走。一方のガスリーはグロージャンの單獨スピンに巻込まれてヒュルケンべルク共々一周目でリタイアと明暗を分けた。
ライコネンはまたパワーユニットに問題が發生してりタイア。ボッタスには一囘ストップの作戰オプションが傳へられる。當然ハミルトンにも同じオプションが考へられるといふこと。
オコンのエンジントラブルでVSCが發動、その間にベッテルは二囘目のタイヤ交換を行ふ。
メルセデスがワンツー體制のまま淡々と優勝。ドラマチックなことが起らなければかうしてメルセデスが勝つ、といふ手本を示して貰った様に感じてしまつた。ベッテルがVSC中のタイヤ交換によつて表彰臺まで逃してしまつたのとは對照的だつた。