大和但馬屋日記

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yms-zun2010-06-24

「Game Room」に何か新作は、と漁つてゐたら「Scooter Shooter」なるコナミの1985年のゲームがあつた。何だこれ、見たことも聞いたこともないぞ。験しにプレイしてみた。対戦仕立ての横シューティングで、地味で粗削りな感じだが面白くないこともない。それにしても何だこれ。日本で未発売のタイトルなんだらうな。で、調べてみた。

おおおい、何ですかこのコナミ節コロンコロンの痺れるBGMは。三面後半と四面後半はMSX版「グラディウス」のあの曲ぢやないか。何ですかこれは素晴しい。
何で動画を見てこんなこと書いてるかつて? それぁあンた、「Game Room」版にはBGMがないんですよ。FM音源を再現するつもりは毛頭なしですかさうですか。
もう「Game Room」の今後には何も期待しない方がいいのかもしれん。
気を取り直して他も験した。

Black Widow(ATARI)
蜘蛛が主人公の全方位シューティング。キャラの移動とショットがともに八方向なので、現代的な感覚では癖があつて遊びにくいが、ゲーム自体は敵の性格付けがいろいろ練られてゐるのでかなり面白い。買ひ。
Juno First(KONAMI)
前スプライト時代(ポストインベーダー時代)のシューティング。面白いといふほどではないが、時代なりに悪くもない。ギュンギュン鳴るアナログサウンドが格好良い。見送り。
MAJOR HAVOC(ATARI)
あの「カイの冒険」の原作として有名なタイトル。ベクタースキャン方式でキャラアクション物を作るなんて、格好いいよなあ。原作としてのリスペクトを捧げつつ、あまりにシビアな操作性に音を上げて見送り。
Warlords(ATARI)
XBLAでリメイク作も配信されてゐた(但し日本除く)、四人対戦型ブロック崩し。面白いし結構好きなんだが、とにかく難しい。対戦ゲームとしてはともかく一人プレイではなあ。見送り。

結局買つたのは一本。