大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

yms-zun2010-12-10

仰天したことはしたけど、驚きではなく呆れとか嘆きとかさういふアレ。

ルノーチーム(実質ルノーは名義貸しのみでコンストラクターとしては撤退状態)が、ロータスグループの名義を借りてロータスルノーになる。現在コンストラクターとして参戦中のロータス・レーシングとは無関係。まあ、あつちが大阪王将でこつちが餃子の王将といふことになるのかしらね。JPSカラーの真似までするのなら、ブルーノを加入させて乗せなきや完全とは言へんだらう。何このコスプレごつこ。

ロータスを巡る名称争いにはほんとうに困っている。
われわれはただ純粋なF1活動がしたいだけなのに、一部の人々によりこれが政治的に使われているようだ。
今回のルノーによる発表は、われわれにとってまるで同じ行き先のバスが続けて2台やって来たようなものだよ

マイク・ガスコイン氏、「同じバスが続けてやって来た」

未だに素性のよく分らないロータス・レーシングに肩入れする気は毛頭ないけれども、このガスコインの言葉には大きく頷くばかりだ。たのむからチャップマンの愛した名前を玩ばないでくれ。

「Game Room」今週の新パックに「出たな!! ツインビー」。こんな、「Game Room」的に最新ゲームである'90年代のタイトルがまともに動く筈がない、と思ひつつとりあへず体験版を験してみたら、存外望外の良い出来で驚いた。これは買はねば。で、買つてみたら四面の空が真黒だつたりして苦笑するのだが、しかしゲーム性の部分に限れば全く文句なし。X68k版よりも、PS/SS版よりも良い。これは嬉しい。先週の「ツインビー」と何が違ふといつて、こちらは大味で底の浅いゲームでは全くないことだ。根底のシステムは同じなのに、プレイ体験がこれほどまでに異なるのだから、ゲームといふのは底が知れない。「ツインビー」は三方向ショットとバリアを装備した後に延々一万点ベルを拾ふだけのゲームでしかないが、「出たな!!〜」は「撃つべき時」の見極めがゲームの全てを支配する、ある意味シューティングゲームの原点ともいへる素性を持つた素晴しいゲームなのだ。先週コナミのシューティングで本当に面白いのつて、岡本氏の「タイムパイロット」と「ジャイラス」だけだと思ひつつあるピンボールなどと書いたのは、よりによつてこれを忘れてゐた阿呆の仕業。今のところ全国二位のスコアだが、六面ボス止まり。一周できない病を年単位で患つてゐる。