大和但馬屋日記

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大きいことはいいことだとしても

この記事を見て、今更「世界が広ければいいといふものではない」などといふ手垢のついた「そもそも論」をする気はない。それあ勿論リソースを喰はなくたつて面白いゲームはいくらでもできる。マップデータなんざ60バイトで十分だ。でも、広ければ広いほど面白いゲームだつてあるのも事実なのだ。それはいい。
ただ、この「FUEL」に関して言へば、どうなんだらう。今までに公開されてゐるトレーラーや公式サイトの内容紹介を見ても、どうもワクワクしないんだよな。理由は簡単で、内容が殺伐としすぎてる様にしか見えないからだ。
ギネスに載せられるほどの広大な世界で何をさせられるのか。舞台は環境破壊の末に荒廃した北米大陸だといふ。要は「マッドマックス」の世界だな。あんな世界に何十時間も何百時間も居続けたいと思ふだらうか。自分は、嫌だ。それよりは昨日書いた「NFS:NITRO」のやうな能天気な街並みの方がいい。
しかし、そこに一体何があるのかといふ興味はあるから、出たらつい買つてしまひさうなんだよな。まだロスの街すらもほとんど走つてゐないといふのに。そのくせ暇があるとハワイの道を走つてゐる。
仮想世界のドライブゲームも沢山増えて、「どこに住むか」を選ぶのも大変になつてきたもんだね。ましてや「居心地」を基準に選べる様になるなんて。