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ほめ春香さんは当初写真だけ発表された時こそ皆ドン引きだつたけど*1今やすつかり人気者ですよ。紳士達の適応力は流石。

id:usui_soup:20090219に反応返しを幾つか。

Homeといふ場を作つてゐるのが言語も文化も異る地球の裏側の人たちで、日本におけるサービスの提供者の意志すら通り辛いであらうことを考へると、ほめ香さん祭のやうなことが起ること自体が予想外だつただらうし、さういふ手があるなら今後にもある程度の期待は持てるんぢやないかといふくらゐに捉へておけばいいんぢやないかな。当初の狙ひが的外れであつたとしても、何らかの存在価値が見出せるならゲーム機上の遊び場としてあつていいと思ふ。

ニコ動で譬へるならば「とかちラーメン大盛り」は映像としては質の低い一発ネタだつたけど、アレがなければ今の界隈は全く別の姿になつてゐただらう、みたいな。あの時分のワシは「ニコ動の何が面白いのか分らない」とまで書いてゐたし、実際分らなかつたし。今ではこの有様です。ともあれ、荒野に撒かれた種が育つか枯れるかは今は分らないけど、やうやく種は撒かれつつあるのかなとは思つた。誰が撒いたかとかは結果論的には関係ないと思ふし。

Xbox Liveのアバターは邪魔にならないし落しどころとして無難だけれど、あまりに無難過ぎて成功例としてみるにはちよつとどうかなと思ふ。あれで面白がることを作り手も狙つてなくて、おそらく意図的に「つまらない」のレベルに押し留めてられてゐるから、今後の発展も想像しづらい。うろ覚えだけど、NXE配信直前にMSの偉い人がインタビューで「配信後はユーザーがアバターのコミュニティで盛上つてると思ひますか?」と訊かれて「皆ゲームで遊んでるんぢやないかな」と答へてゐたのが印象的だつた。あれはつまり、さういふもの。在り方して正しいけど、正しすぎるといふ批判の余地もあると思ふ。好き嫌ひを問はれても「どうでもいい」としか答へやうがない。

*1:最初はお面だと分らなかつたからね