大和但馬屋日記

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今日のゲーム(二月二十四日)

蒼穹紅蓮隊(SS,EAV/RAISING)

何となく遊んでみたが三面ボスで終了。つか、四面を拝んだことがない。こんなんばつかりや。

グラディウスII GOFERの野望(EZ-BREW,KONAMI)

一番装備で一周したので細かいインプレをしてみる。攻略の役に立つかも。

全般

面構成、出現する敵の順番や数は基本的にアーケード版に近い。アーケードをクリアできる人ならクリアできるはず。オリジナルとの相違点を挙げてみよう。

当り判定関係
基本的に見た目通りか、やや甘め。敵弾と自機の判定はオリジナルほど大きくないので、弾にやられることはあまりない。ただ、敵弾は地形に当つても消えずにそのまま貫通するので注意。破壊できる地形についてはオリジナルの様に「自分の弾が通れば死なない」といふことがないので、これも注意。詳しくは後述。それから、一面の何も無いところで突然死んだことがあつた。人工太陽の炎の周辺は注意すること。
攻撃関係
雑魚敵は砲台・歩行メカ(ダッカー)・ジャンパーなどの地上物以外は弾を撃たない。その代わり地上物はオリジナルと同様の攻撃をしてくるのでなかなか激しい。ダッカーは二方向に弾を撃つし,ジャンパーはしつかり全方位弾をバラ撒いてくれる。
安全地帯
オリジナルで有名な各ボスの安全地帯はほとんど再現されない。
その他
オプションハンターは出現しない。また、二周目に入つても撃ち返しなどは存在しない模様。敵を全滅される青カプセルもない。六面のシャッターはすべて閉まらない。

だいたい以上の通り。何といふか、上に触れた以外はほぼアーケード版と同じといふことが驚きだ。いろいろ細かいところはあるが、それは個別に触れることにする。
あと注意しておきたい点として、難易度はNORMALよりはHARDの方がマシだと思つた。NORMALでは敵弾が遅すぎて、ずつと一箇所に留まつてゐることが多々ある。赤砲台を壊した後のカプセルを取りに行つたら罠だつた、といふことがよく起こるのでHARDにしよう。なほ、EASYだと敵は弾を撃たない。

stage1

適当に自機を選んだらスタート。オリジナルでは四番装備が楽だつたが、BREW版ではリップルレーザーが非力つぽいので一番か二番が良いと思ふ。
いきなり嫌らしい動きをする雑魚編隊が飛んでくるので、死なないやうに頑張つてカプセルを回収。ある意味ここが一番むずかしい。何故ならデフォルト設定では自機のショットがオート連射なので、一度狙ひを外すとえらいことになるのだ。マニュアルに設定すれば[*]キーで弾を撃てる。ミサイルは[0]。なほ、マニュアルでもキーを押しつづければ連射してくれる。ここはさつさとレーザーにして雑魚をなぎ倒すべし。
人工太陽はしつかり燃えてゐる。縦スクロールも自由自在だ。火竜も少し変な軌道でうねうね飛んでくる。ただしこいつも空中物なので弾を吐かない。つまりカプセルを回収できないといふことだが、さういふ仕様なのであきらめろ。ボス前にレーザー+オプション二つが付いてゐれば上等。ここまでミサイルは必要なさげ。
ボスはお馴染み火の鳥。最初の攻撃でものすごい前進をするので、画面の一番後ろに張り付いておくべし。自機を追つてくる火の玉も曲者だ。七方向ショットは遅いので余裕。さつさと片付けよう。

stage2

エイリアンぽいステージ。破壊できる網目のような細胞壁が行く手を遮る。これの当り判定には泣かされる。ショットがすり抜けて、壊さうにも壊せない壁に当たつて死ぬこともあり、どうも納得がいかない。その代りオリジナルと違つてミサイルでも壁を破壊できるので、フル装備でレーザーを振り回しながらなるべく上の方をキープすれば広い空間を確保できる。砲台の弾は壁も地形もお構ひなしに自機を狙つて飛んでくるので、空間確保は最重要項目だ。あと、ここは処理落ちが酷いので操作に注意。
網を抜けると触手が現れるが、こいつに打ち込んでも縮まない。いや、一応縮む素振りは見せるのだが伸びる速さが勝つてゐるので実質伸びきつたままである。大きく誘導して一気に抜けるしかない。ここは触手の少ない上ルートを進むべし。
エイリアンの卵地帯を抜ければボスのビッグアイ。安全地帯は使へないので、触手から吐かれる粒を壊しながら岩塊を避ける。判定は甘いので大丈夫なはずだ。

stage3

結晶ステージ。結晶は比較的柔らかいため、レーザーを振り回してゐれば楽勝で進める。スプレッドボムならなほ楽。また、結晶はきちんと跳ね返らずに上の方に溜まる傾向があるので注意。画面下の方が比較的安全、といふことでもある。
中盤の壊せない結晶地帯では、やはりきちんと跳ね返らずにいい加減な動きをするため軌道が読めなくて少々怖い。気をつけよう。
ボスのクリスタルコアは当然後ろから出現する。現れてすぐの腕の振りのときに画面左側に回りこんでおかないと、二回目のタイミングでは触手の先から弾を撃ちまくつてゐるので死にやすい。最初のタイミングも少々怖いが、分つてしまへばやられることはないのでそちらをお勧めする。
腕の中に入る安全地帯は当然使へないので真面目に戦ふ必要があるが、腕を閉じてレーザーを連射してくる時間が異常に長いので苦戦する。連射モードの直前に画面の上か下の端に誘導しておいて反対側の端へ逃げる様にしないと確実に追詰められるのが恐怖だ。お前はグラ2のアバドン艦か。

stage4

逆火山面。ダブルでさくさく進む。テーブル状の地形も砲台の弾を消してくれないので、オプションを上手く使つて注意して進む。逆火山も盛大に噴火するぞ。二周目の地形が異なるのかどうかは未確認。
デスmkIIもオリジナルと同じミサイル攻撃と極太レーザーを撃つてくるが、オプションを固めてミサイルをレーザーを叩き込めば瞬殺できる。ボスはオリジナルより総じて柔らかい。

stage5

モアイ面。口からイオンリングをどばどば吐いてくる。当然地形で消えてくれないので大変だ。後半ではやはり怒りモアイになつてくるくる回るぞ。まあ,意外に何とかなるもんだ。
ジャンプモアイを抜けて,ボスモアイ。鼻先の安全地帯はないと思へ。まあ,これも柔らかいので適当に打ち込んだらクリア。やられたら復活できるかどうかはしらん。

stage6

低速スクロール面。スクロール遅い、敵はもともと砲台だけ、シャッターは一切閉まらないとくれば、ここでミスする要素は無い。
ボスのビッグコアmkIIは珍しく安全地帯がそのまま使へるので使はう。

stage7

最初のザブ地帯がこのゲーム最大の難関。出現から当り判定発生までの時間が短いので、あつといふ間に殺される。まあ,自分の幸運を信じることだ。この面で死んだら復活はまず無理と思へ。
ボスオンパレード、最初のビッグコアは遮蔽板を壊しても打ち返してこないので心置きなくブッ倒す。次はゴーレム、腕に注意。コイツも弾は撃つてこない。また、目玉に攻撃しても瞼を閉ぢない。三番目のテトランは腕を縮めたあと目一杯伸ばすといふアクションがないし、これまた弾は撃たないやうだ。四番目のガウも目玉攻撃はなし。どれもこれも異常に柔らかいので楽に片付けられる。
五番目のイントルーダも立派な長さで巻きついてくるが、やはり炎は吐かない。ただ注意すべき点として、アーケードと同じ調子で巻かれてしまふと危ない。三匹に分裂したときに中の一匹が内側に軌道を変へてきて殺される。
最後はカバードコア。盛大にミサイルを撃つてくるが,フル装備なら画面の一番左にゐればミサイルがこちらに達する前に倒せることだらう。

stage8

いよいよ最終面。ここも地形を擦り抜ける敵弾が脅威だ。地形もオリジナルと全く同じで容赦がない。ただ、幸ひなことにザブが出現しないのでなんとかなつてゐる。天井と床はしつかり剥がれて飛んでくるけれど。
中間要塞の安全地帯もないが、そんなものに頼らずともすぐに倒せるほど柔らかいので心配はいらない。
せり上がる床地帯を抜ければクラブの登場。チャンチャン避けを試したがやはり無理の様で、ここは普通に足をくぐるべし。雑魚敵は出現しないので避けに専念できるはず。処理も重いので目で見て充分避けられる。
たつぷり時間をかけてクラブをやり過ごすとゴーファーとご対面。血管をプチプチ切つてやれば脱出デモがあつてエンディングだ。スタッフロールは表示されないけれど、演出はオリジナルとほぼ同じ。これにて一周終了。
しかしまあ、携帯で本当にここまでできてしまふものなんだね。だつたらGBAあたりで完全移植もできさうなモノだが、ン千円取れるやうなコンテンツではすでになくなつてゐるのも確かなわけで。十年前は同じゲームに八千八百円も払つたのに‥‥*1。恐ろしいことだ。

*1:X68000版のことである