大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

74.7kg

サドル弄り。前下がりにしたらなぜ漕ぐ力が出るのか、そしてなぜすぐバテるのか。
要は腰が落着いてないから体重を預けられず、畢竟力を使はずにはゐられないといふことの様だ。それあ、急な下り坂の途中で普通に直立してゐられるものではないし、そこで一歩踏出せば後は嫌でも歩き続けなくてはならぬ。
ダイエットの為に何が何でも身体を動かすといふ目的ならばかういふのも有りといへば有りなのだらうが、自転車といふ乗物にとつての最適解ではなからう、これは。無駄に消耗して長続きしない乗り方はすべきぢやない。姿勢によつて瞬間的にはそれなりに凄い力が出せることが判つたことだけ収穫としておかう。とりあへずサドルを前に出したまま角度は水平に。愚息対策はステムをひつくり返してみることにしよう。
変な力の使ひ方をしたせゐか、休憩の時に巧く降り損ねて派手に転んでしまつた。そのまま乗り続けてもろくなことにならないので終了。
Geometry Wars 3」。アドべンチャーなる一つ一つの面のノルマをクリアして先に進むモードの、五十面ある内の二十面目をやつとクリア。得点によつて設定された三段階、星三つ分のノルマの一つでも達成すればクリア扱ひになるが、当面は星三つ取るまで次に進まないことにしてゐる。ここまでのところはそんなに高いハードルといふ訣でもないやうだ。

これが二十面目のボス。かういふ無限平面の上を敵味方が自在に動き回るといふのは3DSの「ナノアサルト」でもやつてゐたし、過去には「塊魂」の王子の星なんかもさうだつたけど、まあよくジンバルロックなんかが起きないものだと感心する。どんな座標系の持ち方をしてゐるのか見当もつかない。
それにしてもなあ、耐久力のあるボス敵とかやたらボリューミーなゲーム構成とか敵を倒して得られるGeomを累積的に集めてパワーアップアイテムを購入するとか、それらの要素一つ一つは文句のつけ処がないくらゐよく出来てゐるのだけど、さういふのがあること自体が「ジオメトリ」的ぢやないんだよなあと、この気持だけは拭ひ難く残つてゐる。「ジオメトリ」で敵の耐久力ゲージなんてものを見とうなかつた。
その気持にだけ目を瞑れば、あとは極上のゲーム体験が待つてゐる。