大和但馬屋日記

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ゲーム脳脳

こちらこそ、お付合ひ下さつて有難うございます。
ゲーム脳云云についてですが、かつてマンガや読書(!)などが通つて来た道の繰り返しであつて、世代その他の理由で相容れない人とはもうどうしようもないかな、と思ひます。
例へば「F1なんて車が同じところをぐるぐる回つてるだけで何が面白いの」とか「ずつと坐つて車を運転してるだけで何が凄いの」などといつた、端から理解を示す気のない問ひかけに対して、F1好きの私には語る言葉がありません。まともな大人ならば興味のない事物に対しても最低限の想像力は働かせて然るべきであり、「ゲーム脳の恐怖」に書かれてゐるであらう内容を真に受けたがる様な人と意見を擦合せるのは、徒労が募るばかりで実りがないものと諦めつつある昨今です。そのうち世代が移れば価値観も変化するでせうが、その頃には私の世代が別の何かを受容れられなくて疎んじられたりしてゐるのでせう。
ただ、価値観は移り変るものですが「ゲーム脳の恐怖」の理論の間違ひは(今のままでは)変りません。それならば、間違ひを間違ひと指摘し続ける方がまだ有意義である様に思ひますよ。
もはやゲーム云云とは全く外れててすみません。
ゲームであれ何であれ、娯楽に入れあげて身持を崩す様では世間様に後ろ指を差されても仕方ないわけで、それどころか指差されてもなほ貫き通す生き方も実は間違ひではないのかもしれなくて。最終的には本人が何のために生きてゐるか、といふ話に行きつくのではないでせうか。
我ながら、社会性に欠けることを書いてるとは思ひます。