大和但馬屋日記

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とある企業の空虚騒動

PlayStation®4「とある魔術の電脳戦機」に対応するツインスティック! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

目標未達で終了。目標金額が高すぎる、といふことそれ自體よりも、そもそもの見通しの甘さが氣になつて仕方ない。もうPS4の世代も後半に差掛り、次世代機の噂の聲の方が大きくなり、このスティックが世に出る頃にはとつくに「過去の物」となつてゐる「とある某」用デバイスの謳ふ「一生モノ」とは何を意味するのか。PSの次世代機で「とある」の後方互換が動いて、PS4用の外部スティックが次世代機で公式に動作保証を取れて、なほかつ三年後くらゐにまだ「とある」のマッチングサービスが繼續中であること。これらの一つとして信の置けない状況では、「一生モノ」どころか三年後の先行きさへ不透明ではないか。

今でも360用のオラタンはネット對戰も稼動してゐるし現行機のXBOX ONE後方互換もある。さういふ「今ある現實」には無關心のまま、PS4のスピンオフ移植作品向けにスティックを出さうとして「ー生モノ」を謳つてゐる。その「何も考へてなさ」に俺は苛立つたのだ。何より、「とある」はツインスティックが世の中に無いことを前提に操作系が設定されてゐて、從來型のツインスティックでは操作を滿足出來ないといふ。何をか言はんや。

一生モノと謳ふならばVOのアーケード三作を内蔵したプラグアンドプレイのスタンドアロン型で、二臺持寄ればローカル對戰、ネットに繋げばオンライン對戰が可能なスティックだつたらば、假令十万圓でもそれなりに賣れるだらう。俺は買ふよ。夢を見るつてかういふことだろ。