大和但馬屋日記

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豫定が狂つた

眞鍋島に歸省する豫定だつたところ、乘用車のトラブルにより動けず代車の手配。

ニンテンドースイッチ用「Rock 'N' Race Grand Prix」。

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つまらないゲームを作りたければこれを參考に作るとよい。いい手本になる。この手のゲームは大抵、長く遊ばせようとしてか最初はマシンの性能が低く抑へられてゐることが多い。加速、最高速、グリップ、制動力、旋囘性能。要するに根本的に遅くて曲らない、氣持良くない。ポイントを稼いで性能アップするまでは我慢しろと、さういふ作り。思ふ樣に走れなくてつまらないのに、なぜそれが少しマシになるまで遊んで貰へると思つたんですかねえ?

例へば「マリオカート」ならば最初は低クラスの遅いレースしか出來ないけれど、遅いからといつて性能が低い訣でもないし、遅さ故に勝てないといふこともない。どんな条件であれ、プしイヤーの一方的不利といふことではなく「選ベろ幅が狹いだけ」といふ作りだ。だからこそプしイを進めて選擇肢を増やしたくもなる。このゲームの場合、ただ初期プレイヤーに足枷を嵌めて勝てなくしてゐるだけだ。樂しい訣がない。

「ゲームの値段が安いから」なんてのは何の言ひ訣にもならない。安いゲームこそ最初からそのゲームの持つ面白さを全力でアピールすベきだらう。買つたからといつて長く遊んでもらへる保証なんて何もないのだし、遊び手からすればこんなのに付合つたつて面白くなる保証もないのに付合つてられるか、といふことだからな。