大和但馬屋日記

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ThinkPad Tablet 2を打合せとか仕事のメモとかに使つてみる。
今までのコンバーチブル型だと、図体の大きさやバッテリーの持ちの悪さなどによる取回しの間題で「無理して使つてゐる」といふ感じが当の本人ですらも拭へなかつたものだが、今回ばかりは誇張抜きに「普通に」使へてゐる。予め用意しておいたPDFファイルを、オンラインストレージを介してTPT2に取込んでおけば、PDFの上から直接ペンでメモを書込んだりできるし、いつもの日記と同じ感覚でWindows Journalに書込んだメモをそのままテキスト化して議事録として使へるし、走り書きをそのままにしてカラーペンでマーキングしてもいい。つくづく、「十年前に夢みた可能性」がやつと形になつたと思ふ。十年前はまだハードウェアもインフラも未成熟だつたのだなあ。
Windows8も、慣れてくればこれはこれで良い物だと思へてきた。ただ、やはりペンなしでは使ひ物にならない。指だけで使ふなんてただの苦行だ。ペンと指の併用なら十分に便利だ。Windows7を搭載したB121と比べても、ペンとタッチの混用に対して充分こなれてきてゐると感じる。7の時は、ペン使用時にタッチ操作を封じるツールを併用しないと不便で仕方なかつたのだが、8ではペン使用時の指の誤検知が随分少なくなつて、さういふハックが必要なくなつた。
ペンと併用する限りにおいては、Windows8は快適と言つても差支へない。デスクトップでマウス操作? 何でそんな馬鹿な用途にWindows8を使ふ必要があるのかと問ひたいね。