大和但馬屋日記

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パワーをとるかグリップをとるか

Forza2」Aクラス用バイパーの仕上げ方についてあれこれ試してゐる。
Viper SRT10の購入時のPI値はたしか807あたりで、Aクラスの上限PIは850だから、足回りと駆動系をレース仕様に強化した後にできるアップグレードは限られてゐる。エンジンを弄つてパワーを得るか、タイヤをスポーツ仕様にしてグリップを得るかだ。残念ながらレースタイヤは履けない。ホイールと駆動系を犠牲にすれば履けないことは無いかもしれないが、「曼蛇」バイパーに着けていいホイールはWORKのEquip03だけと決めてゐる(プロフィール写真参照)。
で、今まで長いこと、エンジン周りのいくつかのパーツをアップグレードして、パワーに振つたマシンで煮詰めてきた。当然タイヤはノーマルだ。ノーアシストで、PI850のパワーマシンのノーマルタイヤ。我ながら相当なマゾ仕様だと思ふが、これはこれで結構楽しい。キャリアでハードAI相手にレースするには丁度いい。しかしやはり、走りに限界がある気がしてきた。最近はニュルをぐるぐる回つてゐるが、八分を切れるかどうかといふところ。正直話にならない。
で、エンジンをノーマルに戻して、スポーツタイヤに変へてみた。同じくPIは850。ニュルを走つてみると、最初の直線でトップスピードが時速十キロも遅くなる。全長二十二キロメートルのうち半分が高速セクションのニュルで、これでは全然駄目なのではないかと思つた。ところが、やはりタイヤは偉大なのである。パワータイプではしつかり減速しないと絶対曲がれなかつた高速コーナーの数々が、全開のまま通過できたりチョンと荷重を前に掛けるだけでスイスイ抜けられる。気が付くと、パワータイプで記録したゴーストが振り返つても見えなくなつてゐた。
まだきちんとしたタイムが出せてゐないが、これなら結構いけさうだ。アクセルをガンガン踏めるようにしないと、トップスピードがいくら高くても意味はないのだ。
セッティングの方は、ストレートでミシミシいふのはもういいよね、ニュルだから。なにあのアップダウン。