大和但馬屋日記

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跳ね犬

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八幡宮拝殿屋根上の狛犬
近頃大修理があつたとかで,そのときに新造されたものだらうか。それとも江戸時代に勧請された時から同様のものがあつたのだらうか。何にせよ,妙に愛嬌がある。
かういつたものに感じる可愛さとかユーモラスさといつたものは今も昔もさうセンスに違ひがあるわけではない。日光東照宮などは全体がファンシーな世界観に彩られてゐて,これが時の権力者を祀つた宮かと不思議に思ふほどだ。
この海の孤島の古ぼけた神社ですら江戸時代のトレンドには敏感だつた様で,細部の凝り方は日光にすらひけをとらない。しばらくそのシリーズでいつてみるか。