大和但馬屋日記

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ゼロ年代のゲームと昭和のゲーム

Nintendo Switch用「塊魂アンコール」。PS2用の一作目のHDりメイク。少し遊んだ感じ、當時の特徴的な楽曲や演出がそのまま復刻されてゐて樂しい。降つて來た雀の群れを巻込んで、羽がバタバタしてるのは今見ると少々グロいな。

Switchならではのコダワリ*1操作ではジョイコンの「イイね持ち」による疑似ツインスティック操作が可能だが、兩手を前に倒して前進した状態から左手を手前に引いて左ターンしようとすると逆に右を向くといふ意味不明の擧動により實用的價値は無きに等しい。もうナムコにはゲームを作れる人は居ないのか。今時オートセーブにも對應してゐないし、セーブ操作後に「ゲームを終りますか」と一々尋ねてくるに到つては「PS2のゲームかよ」と呟かずには居られない。まあPS2のゲームなんだけど、それをそのまんま持つて來られてもなあ。

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同じくNintendo Switch用「デーモンクリスタル」、これも昔のゲームの復刻版。如何にも當時のナムコタイトーに憧れて作られたPC向けのゲームを作者自らが復刻。對應機種を持つてゐなかつた當時は「ベーマガの廣告でよく見るゲーム」だつた。昔の雰園氣は損ふことなく、セーブ周りはちやんと今時のゲームらしい仕樣に合せてゐる。リスペクトされてゐた筈のナムコが今やあの體たらくなのに。

ちやんとしようぜ。

*1:コダハリ