大和但馬屋日記

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素材厨なのかな

昨日は一日野良仕事。今日は大阪へ歸る。

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島の舟着場の囘漕店*1。よく見ると随分と海側に傾いてゐる。建物が歪んでゐるのかと思つたが、どうも地盤から傾いてゐる樣だ。

淡々と書かれた事實の方が面白いけどなあ。そこはまあ俺が歴史物のエンタテインメントを全くと言つていい程好まないからなんだらうけど。歴史は好きだけど戰國物とか幕末物の「おはなし」にとんと興味が湧かない。古舘實況のF1が嫌ひと言へば少しは誰かの理解も得られようか。無理か。

俺、餃子でも揚げ物でもステーキでも何でも、いただく時に自分で味付けをしないのだ。だから家にはソースもケチャップもマヨネーズもドレッシングもない。最近では魚を燒くのに塩も振らない始末。色々な調理の工夫を結局最後はそれらの味で上塗りする意味が解らんといふのは言ひすぎか。

別にこの食べ方が絶對に正しいとは思はない。ただ、味付けをしないで濟むならしたくないだけ。たぶん「歴史」に接するスタンスもそれと同じで、エンタテインメント化された時點でどれも似た話に見えて、そこに驚きや發見がなくなつてしまふ樣に感じてしまふのだと思ふ。

*1:くわいさうてん。本來は廻船問屋を指すが島の人は舟着場の施設を指してさう呼ぶ