大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

消えるカーソル

Operaのウインドウ内でマウスのセンターホイールをクリックすると、カーソルがホイールジェスチャーの状態に変化して、スクロールやズームなどが行へる様になる。なるのは良いのだが、その時にマウスカーソル自体がウインドウの中央に強制的に移動する。これがどうもいけない。
マウスオペレーションの経験がX68000に始まりMacintoshを経てWindowsに至つてゐるので、このWindowsによく見られる「マウスカーソルをユーザーの操作の手から奪ふ」といふ行為がしばしば気に障るのだ。X68もMacもおそらく思想的に「マウスカーソルはマウスによつてしか動かされない」といふ風に設計されてゐた。
まあ、カーソルがどこかに勝手に動いたからといつて具体的に困ることになつた訣ではないが、自分の「手」として注視してゐるものが突然消えてしまふのは気持悪いし、親切でやつてゐるのだとしても大きな世話だと思ふ。