■ [GP][2006][german]2006年第12戦ドイツGP決勝
- ライコネン
- M・シューマッハー
- マッサ
- バトン
- フィジケラ
- バリチェッロ
- アロンソ
- R・シューマッハー
- デ・ラ・ロサ
- クルサード
- ウェバー
- クリエン
- ヴィルヌーヴ
- ロズベルグ
- ハイドフェルト
- リウッツィ
- 佐藤
- モンテイロ
- スピード
- トゥルーリ
- アルバース
- 山本
スタート、バトンが出遅れてフィジケラ、そしてアロンソが前に出る。先頭三台はそのまま。
しかしアロンソはペースが悪くバトンに抜き返される。ヘアピンでクルサードがラルフに弾かれてヒヤッとするが、とりあえず無事の模様。そしてロズベルグがクラッシュ。
ピットスタートの山本が三周目にようやくコースに出たものの、全く走れる状態でなくスロー走行、再びピットに戻る。実質シェイクダウンテストだからなあ。四周目、デ・ラ・ロサがストップ。スピンアウトか。
ライコネンが逃げまくる。何周目にピットに入るか、見物だな。しかし九周目、マイケルもファステストを叩き出す。
‥‥と書いた先から十周目、早くもライコネンがピットイン。しかも給油が済んでもなかなか出て行かない。何やってんの?
ハイドフェルトがピットに戻ったままリタイア。
十七周目、三番手バトンがピットイン。マイケルがファステストをマーク。フェラーリ二台のみが十六秒台で快走中。十九周目、バリチェッロがピットイン。しかしピットアウト直後にリアカウルから炎を上げてリタイアに。
二十周目、マッサとフィジケラがピットへ、続いて先頭のマイケルも。あわせてアロンソもピットイン。
ジャックは何をやっておるのか、ラップタイムがSAF1より遅い。
二十八周目、ウェバーが一回目のピットイン。二十九周目、ライコネンが二回目、トゥルーリは一回目。ライコネンは三回ストップであるらしい。
三十三周目、ジャックが最終コーナーでクラッシュ。クリップで何かが壊れたか、急に挙動が乱れて吹っ飛んだ。これは怖い。
ラルフにドライブスルーペナルティ。ピットレーンのスピード違反。
四十周目、ウェバーがフィジケラを抜いて四番手に。今日はルノーが抜かれ役。
佐藤がピットイン。そのままガレージへ。新車の手応えは感じたんじゃないかな。モンテイロに青旗無視のドライブスルーペナルティ。
四十四周目、アロンソ二回目。次の周にマッサ。四十六周目、マイケル。1-2体制揺るがず。
五十六周目、ライコネンが最後のピットイン。ピットアウト後ウェバーと並んでコーナーに飛込む。危ない危ない危ない危ない、守った!!
五十九周目、勢いづいたキミはバトンをオーバーテイク、三番手をもぎ取った。一方、ウェバーはスローダウン。火が出ながらも、ピットまでは戻ってリタイア。
残り六周、アロンソが危うくコースアウト。もうグリップが全然ない。
終盤、トゥルーリがルノー二台を激しく追い回す。タイヤ的には圧倒的に有利、しかしアロンソもこれ以上ポイントを減らせない。
六十七周のレースをフェラーリが余裕で制し、マイケル優勝、マッサが二位。三位ライコネンは望み得る最高の結果と言えるか。四位バトン、アロンソ、フィジケラが五位六位、トゥルーリ、クリエンまでが入賞。完走十四台、BS勢が速かったにも関らず今一つ結果に残せないレースとなった。しかし、ミシュランの方が事態は深刻。フラビオが厳しい顔でミシュランのディレクターを問詰める一幕も映った。
これでアロンソとマイケルの点差は十一ポイント、残るは六戦。テスト禁止月間を迎え、この夏をルノー勢がどう凌ぐか、フェラーリは一気に攻め切れるのか。次のハンガリーではマスダンパーが再び解禁されるという噂もあるらしく、状況は混迷を深めていく。