■ [GP][2006][europe]2006年第5戦ヨーロッパGP決勝
ジャックが予選第二ピリオドでの走行を問題視されてグリッド降格となった。
- F・アロンソ
- M・シューマッハー
- F・マッサ
- R・バリチェッロ
- K・ライコネン
- J・バトン
- J・トゥルーリ
- J・P・モントヤ
- J・ヴィルヌーヴ
- R・シューマッハー
- G・フィジケラ
- D・クルサード
- N・ハイドフェルト
- V・リウッツィ
- C・クリエン
- C・アルバース
- S・スピード
- T・モンテイロ
- M・ウェバー
- 佐藤琢磨
- F・モンタニー
- N・ロズベルグ
スタート、マイケルはやや鈍い出足。一コーナーでマッサが並ぶが、遠慮された? 二番手キープ。その一コーナーでリウッツィがスピン、クルサードに当ってフロントウイングを破損した。タイヤにもダメージを負ってコース上でストップ、これの排除のためセーフティカーが導入された。
- F・アロンソ
- M・シューマッハー
- F・マッサ
- J・バトン
- K・ライコネン
- J・トゥルーリ
- R・バリチェッロ
- J・ヴィルヌーヴ
- N・ハイドフェルト
- G・フィジケラ
- J・P・モントヤ
- M・ウェバー
- C・クリエン
- R・シューマッハー
- 佐藤琢磨
- S・スピード
- T・モンテイロ
- C・アルバース
- N・ロズベルグ
- F・モンタニー
- D・クルサード
クルサードは何度もピットに入ったが結局リタイアに。バトンとバリチェッロの位置関係がスタート前と入換ってるな。そのバトンをライコネンが抜き去って四番手に浮上。
アロンソ、マイケル、マッサが一秒以内で接戦。ラップタイムも殆んど差がない。ライコネン以下は少しづつ離されている。
十四周目、ウェバーがコースアウト、そのままマシンを降りる。
コース上で熱いのはハイドフェルトとモントヤの九番手争い。モントヤはあともう一押しが出来ない様子。
十七周目、マイケルが三十二秒台に突入。差を詰められたところでルノーのピットが動く。フェラーリも同時。アロンソとマッサ、まるでサンマリノの再現か。アロンソはハンドリングに苦労していたらしく微調整。
十九周目、マイケルピットイン。しかしアロンソがアウトラップを頑張った、重いマシンで第二セクターをトータルベストで通過し、見事マイケルの前を守り通した。マッサは少し離され気味、しかしラップタイムは悪くない。
軽いはずのバトンのタイムは三十四秒台で全く奮わない。トップライコネンからどんどん引離される。
二十一周目にバリチェッロ、二十二周目にバトンがピットイン。ジャック、クリエンも続く。ライコネンは長目に引張る作戦か。アロンソとの差は開きつつある。いい走りだ。しかし二十四周目にピットイン。マッサとの差は? 後ろだ、四番手。
- F・アロンソ
- M・シューマッハー
- F・マッサ
- K・ライコネン
- J・トゥルーリ
- J・P・モントヤ
- G・フィジケラ
- R・シューマッハー
- J・バトン
- N・ロズベルグ
- R・バリチェッロ
- J・ヴィルヌーヴ
- N・ハイドフェルト
- C・クリエン
- S・スピード
- T・モンテイロ
- C・アルバース
- 佐藤琢磨
- F・モンタニー
二十七周目にフィジケラピットイン。やはりフロントを調整。そしてトゥルーリとの順位を逆転した。
二十八周目モントヤピットイン。長目の給油だが一回ストップか? ラルフ二十九周目。
ジャックとフィジケラ、モントヤが0.3秒以内に並ぶ大バトル。その横でバトンがマシンを止めてリタイア、カウルからは白煙。同じ周にクリエンもリタイア。こちらはハイドロ系か。
- F・アロンソ
- M・シューマッハー
- F・マッサ
- K・ライコネン
- N・ロズベルグ
- R・バリチェッロ
- R・シューマッハー
- J・ヴィルヌーヴ
- G・フィジケラ
- J・P・モントヤ
- J・トゥルーリ
- N・ハイドフェルト
- S・スピード
- T・モンテイロ
- C・アルバース
- 佐藤琢磨
- F・モンタニー
三十二周目、モンタニーのエンジンがブロー。ホンダ病だ。
三十四周目、ニコがようやくピットイン。これは一回ストップだな。十番手で復帰、ポイントは十分狙えそう。
アロンソとマイケルがファステスト合戦。二回目のストップに向けた神経戦が始まった。凄いぞこいつら。
三十八周目、ルノーピットが動いた。アロンソピットイン、マイケルは本気ラップだ。ベスト、ベスト、ベスト、ベスト、来た来たっ。
四十一周目、マッサが先にピットイン。マイケルとアロンソの差が開く。四十二周目、マイケルが入った。余裕でアロンソの前に出る、ピットクルーも手を叩いて喜ぶ。
琢磨のインダクションポッドのセンターウイングが折れて浮上っている。ん? 折れて上に浮くのは機能として正しいのか? このこともあってか二度目のピットイン。
四十五周目、ライコネンがピットイン、四番手で復帰。そしてバリチェッロ、ラルフ、ジャック、フィジコが同時にピットイン。フィジコがここでジャックを逆転、昨日の溜飲は下ったかな。
- F・アロンソ
- M・シューマッハー
- F・マッサ
- K・ライコネン
- J・P・モントヤ
- N・ロズベルグ
- R・バリチェッロ
- R・シューマッハー
- G・フィジケラ
- N・ハイドフェルト
- J・ヴィルヌーヴ
- J・トゥルーリ
- S・スピード
- T・モンテイロ
- C・アルバース
- 佐藤琢磨
ニコは六番手にいる。このままフィニッシュできるだろうか。
四十八周目、琢磨がガレージ入り。四十九周目、モントヤがピットイン。九番手、ポイントには届かんか。
五十周目、ロズベルグピットイン。二回だったか。しかし八番手で復帰、偉いぞ。
五十四周目、モントヤとラルフがそれぞれコース脇にマシンを止めた。ラルフはエンジンブロー、モントヤはハイドロ系だろうか。
バリチェッロ、フィジコ、ニコが五番手を争う接近戦、残りは五周。
ライコネンがマッサに迫る、マッサもアロンソとの差を縮める。しかしマッサは少し動揺もしているか。
最終ラップ、ライコネンがマッサに仕掛けるが不発。優勝マイケル、アロンソ二位、三位マッサは初表彰台、四位ライコネン、バリチェッロ、フィジケラ、ロズベルグ、ヴィルヌーヴまでが入賞。完走は十三台だった。
前回「イモラでなければ自分が勝ってた」とこぼしたアロンソに発奮したマイケルが連勝を飾り、両フェラーリが表彰台に。アロンソ共々、この三人はよく戦った。最後に追上げたキミも流石だが、勝ちを得るにはまだ何かに足を引張られている印象。ホンダはミスこそなかったものの三台がリタイア、バリチェッロのパフォーマンスも物足りない。トヨタもラルフのペースが良かっただけに信頼性の深刻さが目立つ。
イモラ、ニュルと「地元」を制したフェラーリ&マイケル。次はアロンソの地元スペイン。逆襲があるのは当然。そしてカタルーニャといえばマクラーレンも外せない。優勝争いが面白い、いいシーズンになってますな。