大和但馬屋日記

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ミクロの先に見えるもの

昨日の話の続きになるが、ゲームボーイミクロといふ製品の異様な完成度の高さはぜひこの形のまま次に活かして欲しいと思つた。GBAの資産活用といつても、ゲームボーイミクロを「いいなあ」と思ふ年齢層と今までのGBA用ソフトのメインターゲット層に大きな断絶があるといふ事実は無視できない。だからといつてPSPのやうに高スペックの「大人向け」ゲームを遊ばせようとするのも違ふ。
ではどうするのが良いかといふと、携帯アプリのやうにネットからダウンロードする形式でソフトを供給する道だ。DSのやうに無線LANでダウンロードといふのが一番望ましいが、ミクロにさうした機能が搭載されてゐないのだからそれは諦めるしかない。しかし一方で「PLAY-YAN」といふ例があるのだから、ゲームソフトが同じ形で供給できない訣がない。
携帯アプリと同等の手を出しやすい値段なら、ちよつと遊びたいゲームをダウンロードして遊ぶなんてことも抵抗なくできるだらう。ファミコンミニ相当のゲームならそれで充分なはずだ。
折角これほどまでに「持ち歩きたくなる」ハードウェアが出てきたんだから、ソフトの方もそれに合せた形で供給されるべきだらう。「スーパーマリオ」の再販ごときでお茶を濁されたのではミクロの先もさう長くはない。
ところでオレは来月あたりに「PLAY-YAN micro」を買ふことに決めた。ミクロ買つたら欲しくなつた。もちろんDSでも使へるし、ね。