大和但馬屋日記

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またラノベ二冊

そろそろペースダウンしよう。

涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流,角川スニーカー文庫) - 大和但馬屋読書日記 - bookグループ

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

友人からの貰ひ物。どうやら絵描きで買つたものと思はれ。オレはよく知らんかつたけど。それはさておき。
なるほど、世間で面白い面白い言はれるのが良く分つた。好きか嫌ひかでいへば七割くらゐ好き。もう少し派手に足場を崩してくれたら言ふことはなかつたが。掛けた梯子を外した後に、それをどうするかといふ期待の部分でやや拍子抜け。そこが残りの二割。あとの一割は、うーん、ハルヒのキャラかしらん。あと、最後まで「そもそも何故こんなことに」といふ疑問が残る点があるけれども、敢てそれを書かないことで味はひが出たのかもしれず、それは良いことにしておきたい。
続刊も沢山出てゐるが、まあ気が向いたら手を出していかう。

神様家族(桑島由一,MF文庫J) - 大和但馬屋読書日記 - bookグループ

神様家族 (MF文庫J)

神様家族 (MF文庫J)

なんか、「ハルヒ」と似たような理由で六割くらゐ好き。梯子が外れた瞬間は読んでてゾクゾクした、そこは「ハルヒ」より良かつた点。つい比べてしまふのは続けて読んだからで、それ以上の意味はない。
これも続刊が多いなあ。一巻で上げて落してやつてるから、後にどう続くんだといふ感がどうしても拭へない。ライトノベルの二巻目以降つて、一巻目の出来が良いほど手を出すのに躊躇してしまふことがある。話が如何にも「先に続く」といふものでなければ、といふか「なんとか文庫大賞受賞作」といふものであれば必然的にさうなつてしまふのだけど。