大和但馬屋日記

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2005-03-20

[][][]2005年第2戦マレーシアGP公式予選二回目

CS放送、国際映像がトラブルで出ないよ‥‥

  • C・アルバース:1'42.569。
  • P・フリーザッハー:1'41.918。
  • T・モンテイロ:1'40.106。
  • N・カーティケヤン:1'39.850。ここまでは走った順に合算タイムも速くなってる、としか。
  • J・ヴィルヌーヴ:1'38.108。ここまで映像なし。デビッドソンのアウトラップでようやく回復。
  • A・デビッドソン:1'37.024。
  • R・バリチェッロ:1'37.340。合算ではデビッドソンより上。
  • F・マッサ:1'37.733 。バリチェッロに負けた。
  • M・シューマッハー:1'37.561。遅い。というか、コーナーで相当重そうだった。
  • D・クルサード:1'35.891。合算でもぶっちぎりでトップ。いい動きしてたなあ。
  • C・クリエン:二セクのヘアピンで少しフロントが逃げたか。それでも1'35.865。三セクが良かった。
  • J・バトン:1'36.216。レッドブルの後ろ。コース後半で遅い、遅すぎる。重いせいでもあるだらうけど。
  • N・ハイドフェルド:1'36.453。
  • J・P・モントヤ:1'36.757。タイムが落ちる一方だな。あちこちでふらついてた印象もあり。
  • M・ウェバー:1'35.700。ここまででダントツ、合算でももちろんトップ。
  • R・シューマッハー:1'35.901。低速コーナーで遅いが、全体にはまずまずのタイム。
  • K・ライコネン:1'36.644。グリッドもラルフの後ろ。重いか。
  • G・フィジケラ:1'35.683。パーフェクト。
  • J・トゥルーリ:1'35.253。わはは、燃料積んでないだろ。トータルでぶっちぎり。
  • F・アロンソ:そのトゥルーリをも上回る走り。1'35.090。トヨタPPゲットならず。フィジコとは全く作戦を変えてきた様子。

以上、総合順位は次の通り。

  1. F・アロンソ
  2. J・トゥルーリ
  3. G・フィジケラ
  4. M・ウェバー
  5. R・シューマッハー
  6. K・ライコネン
  7. C・クリエン
  8. D・クルサード
  9. J・バトン
  10. N・ハイドフェルド
  11. J・P・モントヤ
  12. R・バリチェッロ
  13. M・シューマッハー
  14. F・マッサ
  15. A・デビッドソン
  16. J・ヴィルヌーヴ
  17. N・カーティケヤン
  18. T・モンテイロ
  19. P・フリーサッハー
  20. C・アルバース

雨でも晴れでも結局あまり変らない順位。フェラーリの巻返しは相当に厳しい。ここもルノーが制するのか、決勝は三時間後。

結果

[][][]2005年第2戦マレーシアGP決勝

スターティンググリッド。

  1. F・アロンソ
  2. J・トゥルーリ
  3. G・フィジケラ
  4. M・ウェバー
  5. R・シューマッハー
  6. K・ライコネン
  7. C・クリエン
  8. D・クルサード
  9. J・バトン
  10. N・ハイドフェルド
  11. J・P・モントヤ
  12. R・バリチェッロ
  13. M・シューマッハー
  14. F・マッサ
  15. A・デビッドソン
  16. J・ヴィルヌーヴ
  17. N・カーティケヤン
  18. T・モンテイロ
  19. C・アルバース
  20. P・フリーザッハー

スタート、上位はほぼ隊列に変化なく、バトンが九番手から七番手へ。フェラーリは集団に呑まれ、マイケルが順位を落してしまう。二周目、バトンがライコネンを抜いて六番手へ。しかし三周目、エンジントラブルでリタイア。ホンダの心臓には不治の病があって、レースを走り切ることが出来ないのだ! ダメじゃん! デビッドソンまで同じタイミングで!! 二台とも他と違ってフレッシュエンジンなのに! ‥‥うーんうーん、バカ! 死んじゃえ!!

フリーサッハーも早々に止まっている。

アロンソが一人でぶっとばす。やはり軽くして序盤から逃げらきる作戦か。トゥルーリ以下はラップタイムで一秒以上遅い。トゥルーリが渋滞を作っている訣では全くない。今のところは。

マイケルは全くマッサを追い切れない、むしろマッサがバリチェッロを追立てている。十周終了時の順位。

  1. F・アロンソ
  2. J・トゥルーリ
  3. G・フィジケラ
  4. M・ウェバー
  5. R・シューマッハー
  6. K・ライコネン
  7. N・ハイドフェルド
  8. D・クルサード
  9. C・クリエン
  10. J・P・モントヤ
  11. R・バリチェッロ
  12. F・マッサ
  13. M・シューマッハー
  14. J・ヴィルヌーヴ
  15. N・カーティケヤン
  16. T・モンテイロ
  17. C・アルバース

アロンソがバンバンとファステストを出しているが、上位十台くらいは似たペースで喰いついている。相対的にBS勢が置いていかれ、その中に埋没しているのがザウバー勢、と。ジャックよ‥‥チームに無線で"Don't give up,Jacques!"とか言われてますよ。

十七周目、アルバースがピットイン第一号。そろそろ動きが見えそうだ。

十九周目、二番手トゥルーリがファステストラップ1′35.816、二回目の予選タイムに匹敵する速さ。クリエン、一回目のピットイン。

|二十一周目、ラルフ、ハイドフェルドクルサードモンテイロがピットイン。

二十二周目にアロンソ、そしてトゥルーリもピットイン。カーティケヤンとマッサも同じ周。

二十三周目、暫定トップのフィジケラ、二番手ウェバーがピットイン。フェラーリはこの隙に飛ばしたいところだが、バリチェッロはそのウェバーに頭を押えられてしまった。

二十四周目、モントヤとヴィルヌーヴがピットイン。バリチェッロはウェバーに仕掛けるも、相手が悪い、抜けない。

二十五周目、ライコネンとマイケルがピットイン。しかしピットアウトしたライコネンのタイヤがリムから外れてあわや事故かという映像が。壊れたタイヤだけは交換できるが、順位的には大きく脱落。

二十六周目、バリチェッロがピットインして全員の一回目作業が終了。

  1. F・アロンソ
  2. J・トゥルーリ
  3. G・フィジケラ
  4. M・ウェバー
  5. R・シューマッハー
  6. N・ハイドフェルド
  7. J・P・モントヤ
  8. R・バリチェッロ
  9. D・クルサード
  10. C・クリエン
  11. M・シューマッハー
  12. F・マッサ
  13. J・ヴィルヌーヴ
  14. K・ライコネン
  15. N・カーティケヤン
  16. T・モンテイロ
  17. C・アルバース

二十七周目、ヴィルヌーヴが一コーナーでコースアウト、リタイア。ジャックよ‥‥。

フィジケラのペースが異常に悪く、トゥルーリからは離されウェバーにはいつ抜かれてもおかしくないところまで迫られた。八番手バリチェッロはクルサードに追い込まれている。入賞圏を守るのに必死なにフェラーリ

フィジケラ、ウェバー、ラルフまでが一秒以内の大接戦、少し遅れてハイドフェルド。三十二周目のサンウエイラグーンでウェバーがフィジケラに仕掛ける、フィジコが極どいところでこらえる、これで加速できなかったウェバーに最終コーナーでラルフが仕掛ける、両車もつれあいながらもコーナークリア、ハイドフェルドが二台に迫る、一コーナーで仕掛ける、一瞬ニックがトップに出る、しかしウェバーが抜き返す、ラルフがハイドフェルドの前に出る、しかしハイドフェルドがまたラルフを抜く、とコース半周に渡って面白い絵が見られた。これでフィジコは詰められた差が開いてほっと一息。

三十五周目バリチェッロがレッドブル二台に抜かれる。どうにもバランスが悪いらしく、三十七周目に緊急ピットイン。ボロボロ。

三十八周目、またウェバーに詰め寄られたフィジケラ。バックストレートで並び、アウトからウェバーが被さる。イン側のフィジコの四輪がグリップせずズルズルと滑ってウェバーにヒット、両車クラッシュしてピットロードを塞ぐようにリタイア。あーあ。

三十九周目、モンテイロがピットイン。四十周目、アロンソがピットイン。四十一周目、クリエンとマッサがピットイン。

四十二周目ラルフがピットイン、フロントウイングを交換。

四十三周目トゥルーリクルサードライコネンハイドフェルドカーティケヤンがピットインして残るはモントヤとマイケルのみ。

四十四周目、モントヤがピットイン。ホームストレートに赤い物体が、と思ったらラルフのウイングレット。ウェバーともつれた時にダメージを負ったんだよ多分。

四十五周目マイケルがピットイン、クルサードの後ろ七番手で復帰。

残り十周、最終コーナーでマッサがミスしてライコネンに抜かれる。順位。

  1. F・アロンソ
  2. J・トゥルーリ
  3. N・ハイドフェルド
  4. J・P・モントヤ
  5. R・シューマッハー
  6. D・クルサード
  7. M・シューマッハー
  8. C・クリエン
  9. K・ライコネン
  10. F・マッサ
  11. R・バリチェッロ
  12. N・カーティケヤン
  13. T・モンテイロ
  14. C・アルバース

バリチェッロの後ろに居るのは誰かなーみたいな世界。ブリヂストンのソフトタイヤは選択ミスだった。トゥルーリにまで周回遅れとは。ついに五十一周目、ピットに戻ってレースを放棄、当然ながらピットの雰囲気も暗い。

残り二周、クリエンがマイケルを追い詰める。抜けるかどうかはともかく、これがフェラーリの姿かと。

結局、終始乱れを見せなかったアロンソが余裕の優勝、ルノーが開幕二連勝を飾った。そしてトゥルーリが二位、トヨタ初表彰台。ハイドフェルド三位、モントヤ、ラルフ、クルサード、マイケル、クリエンまでが入賞。完走十三台、この厳しいコンディションの中エンジンが死んだのはニューエンジンホンダ勢のみというレースだった。

フェラーリが、ブリヂストンが、ここまで堕ちるとは、ねえ。2003年どころではないピンチ。勝ちっぱなしもつまらないが負けっぱなしもつまらない、巻返してこい。次戦はバーレーン、灼熱地獄が続く。

結果