大和但馬屋日記

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疑ふとか信じるとか

結局のところ拠り処にできるのは自分しかなくて、しかし何かに拠つてかからずに立てるほど自分は強くない。だつたらその矛盾の中でグルグル回るしかないぢやないか、と思ふ。下だけ見てグルグル回つてゐても仕方がないから自分の上に「何か」があるとは思ふけれども、それはWikipediaとかオリコンとか、さういふものではないよね。
結局の所、ワシが信頼するといふか「かなはねえよなあ」と思ふのは「時間の厚み」みたいなものかもしれん。それは「伝統はすべて受容れるべきだ」とか「正しい答は過去にある」といふ意味ではなくて、なんだ。えーとえーと、知らん。さう簡単に答が出てたまるか。
といふか、さういふものに簡単に答を出してみせる輩が一番信用できない。

「冒険王」のヒコーキまんが

南方戦線の飛行場でゼロ戦乗りをしてゐる主人公の隊にある日全くの新型機とパイロットが配属されて、そいつは驚異的なスコアを挙げるんだけども、顔の下半分をマスクで隠した彼は誰とも打ち解けようとしない。そのうち戦局が敗色濃厚となり、基地は玉砕。最後の出撃の際に話し掛けた主人公にそのパイロットはマスクを取つてその正体を露にし、空に消えた‥‥
といふ漫画なら覚えてゐるといふか、「冒険王」はその一冊しか買つたことがないなあ。表紙がたしかスカイライダーで、あとは「タンサー5」の漫画が載つてゐたことくらゐしか記憶にないですが。
あれはなんて漫画だつたかなあ(役立たず)。つか「冒険王」に反応しただけかい。

あの辺の漫画雑誌つて、夏休み号あたりに戦時中のヒコーキものの単発漫画を載せるのが習しだつたのかしら。

  • 2006年12月28日 DocSeri 書物 松本零士の「ザ・コクピット」の一篇ではなかったかな。タイトルまでは思い出せないけれども。

今日のゲーム(十二月二十七日)

地球防衛軍3(Xbox360,D3/SANDLOT,ASIN:B000FSBL0U)地球防衛軍 3 - Xbox360

HARDEST、ミッション3までクリア。4面で嬲り殺される。「嬲」といふ漢字を「虫人虫」に改めたいくらゐの勢いだ。むしろ「蟲」の字の中央に「人」を置きたいイメージだ。そんな字は無いものかと手書きパレットに書いてみたが無かつた。残念。
ここまで、まだ蟻としか戦つてゐないのに存分に苦労してゐる。HARDクリアまでの武器引きが良かつたためか(といふか可能な限り出た分アイテムは取つてきたためか)、HARDESTにしてから一つも新しい武器が取れてないのも厳しい。
オモシロ難しいうちはいいけど、この先は苦行かも知れん。まあ、飽きない内に何とかしたい。
さういへば、今回戦車で海には入れなくなつてんだよな。ただ海中に進めないだけならまだしも、入水した途端爆発するなんて非道すぎる。一作目でできた色々な工夫の余地が「2」「3」と進む毎に封じられていくのを見ると、作つた人の「面白い」とワシの「面白い」が噛合つてないんだなーと思ふ。結果、時間掛けて体力上げたもん勝ちといふ実に詰らない正解しか残らないのだとしたらサンドロットの人達の「ゲーム」を作るセンスは今一つ信頼できないかな。