大和但馬屋日記

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「ARIA」第九巻

yms-zun2006-07-11

ARIA 9 (BLADE COMICS)

ARIA 9 (BLADE COMICS)

買つてきて驚いた。アニメ「〜the Natural」の第十三話・十四話に相当する話が載つてゐる、つまりアニメ版はコミック化されるより先に「コミックブレイド」連載分の話まで消化してしまつてゐたのか。それあさうだよな、現時点で六十話そこそこしかないストックを第一期・第二期併せて三クール三十九話のアニメにする必要があつて、しかもここまでに原作をニコイチにしたエピソードも少なからずある訣だから。まあそれはよい。ワシが事態を想像してなかつただけのことだ。
で、先日感想を書いた第十四話に相当する話を少しどきどきしながら読んだ。「監督がキャラのイメージを云々」とか書いておいて、原作でも灯里が同じことをしてゐたらどうしよう、と。
結果。先日の感想はそのまま生き、といふことで。むしろ自分の考へが裏打ちされた。別に「だから原作と比べてアニメは云々」と言ひたい訣でなく、「やはり違ふキャラなんだ」と再確認できたといふこと*1。ただ、さういふことを念頭に読むことが漫画を楽しむ上でのノイズになつてしまつたのが残念ではある。

*1:ついでにいふと該当話のテーマも同じ様で少し異なる

今日のゲーム(七月十一日)

プロジェクト・ゴッサム・レーシング3(Xbox360,Microsoft,ASIN:B000BNBB0Y)PGR3-プロジェクト ゴッサム レーシング 3- - Xbox360

背景が凄いよ、てとこばかりに話題が集中してた本作だけど、いざ買つて遊んでみたらこれがまた随分楽しいゲームではないですか。
クルマの挙動はシミュレータ系の一線に対して大きく余裕を取つた「ゲーム的リアル系」、ワシの体験した中で最も近いのが「ル・マン24アワーズ」といふ感じのそれ。和製の峠系とか首都高系ではなく、サーキットを気持よく走れるタイプ。このゲームの場合ストリートコースがほとんどだけど。これだけでポイント高いですよ。
キャリアモードはCPU車との普通のレースと、さまざまな課題が出されるミッションタイプのレースを交互に進めてトロフィーを集め、新しいステージを出現させる。賞金の概念があり、このモードで使へるクルマを購入できる。パーツ購入やセットアップの概念はないので個人的には許せる範囲。NSXで始めて金をそこそこ貯めてからマクラーレンF1 LMを買つた。
難易度ミディアムで現在トロフィーが十二個。半分は超えた。
あとはタイムアタックニュルブルクリンクのノルドシュライフェをぐるぐる。ああ楽しい。新宿もさうだけど、このコースをPS2の他のゲームと比べてこそ「PGR3」の、ひいてはXbox360の表現力がよく分ると思つた。そのうち比較してみようか。
ハンドルコントローラがあれば尚楽しいかもしれないが、ドリームキャストと同様の極めてレースゲーム向きな標準コントローラのおかげで全くストレスなく遊ぶことができてゐる。これはこれでいいや。