大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

69.1kg 16.8%

半年も自転車で鍛へてゐるのだからワンフェスで歩くのくらゐ屁でもない、と思つてゐたら予想外の全身筋肉痛。太腿の付け根なんか何で今さら痛くなるのだ。自転車と荷物を背負って歩くのでは使ふ筋肉がまるで異なる様だ。
さう、半年経つた。当初の目標は半年で体重を十キログラム落すことで、具体的には六十六キロを目指してゐたが、それには届かなかつた。空腹時に辛うじて六十六キロ台に乗るのが精ー杯といったところ。まあ十キロといふ目標自体は大した根拠もなく適当に思ひ付いただけなので別にいい。半年ちやんと続いてゐることの方が重要。体脂肪率は下つてゐるし、何より胴回りが明らかに細くなつた。太腿の筋肉が大きくなつた分体重が増えた部分もあらう。特に食生活上欲しいものを我慢してゐる訣ではないし甘いものも食ベるし酒も呑む。健康になつてゐるかどうかは分らない。風邪はひくし疲れて虚脱することもあるから特段丈夫になつた訣でもなささうだ。とりあへず体重が七キロ減つたといふ結果が出ただけ。肺の能力だけは医者の御墨付きをもらつてゐる。ローラーを二台買つたので出費はそれだけで十万円を超えてゐる。ホイール代まで含めれば…いややめよう。どこぞのジムに通ふよりは安上りだ。
当面のところ、飽きて倦んだりする気配はないので続く限りは続くのだらう。十数年前に野菜スープダイエットをやつた時も大体同じ様な効果を一週間で出した様だが(二〇〇三年秋頃の日記)、あれよりは意味があることをしてゐるのだとは思ふ。あれは何しろ楽しくないのだ。その当時は良くても、今またあんな不味いものを食ベて他の楽しみを制限しようなんて、微塵も思はない。炭水化物と脂質と糖分を控へるなんて笑へない冗談だ。どれも人が人らしく生きるのに必要なものぢやないか。