大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

70.2kg 19.4%


昨日と同じ装備で、一番重いギア。昨日ほど継続して速くは回せず、前半は97rpmで二周分。少し足を止めて休みを入れて、92rpmくらゐで残りの二周分。何だらう、心拍数は上らないのだが足だけ売り切れてゐる。かといつて重くは感じない。今まで赤身を鍛へてきたのに急に白身の仕事をさせられてゐる感じだ。やつぱりこのままトレーニングといふ訣には行かないな。

そこで新しいホイールですよ。カンパニョーロのゾンダといふ、低価格帯の定番モデルみたいな奴。同価格帯にはフルクラムのレーシング3といふ物もあるが、そつちは自転車を買ふ時のカスタマイズとして店で奨められたのを敢へて断つたといふ経緯があつて、何となく悔しいので選ばなかつた。スポークの組み方は似てるんだけど、フルクラムの方が少し常識的なルックスになつてゐる模様。
で、このゾンダがどう違ふかといふと、それあもう軽い。今までのと持ち換へながら体重計に乗つて差分を測つてみたら、前輪で三百グラム、後輪は三百五十グラムも軽い。両方のホイールにタイヤを装着してそれぞれの前後輪を抱へて測つてみたら、七百五十グラムの差があつた。昨日の見立てからすれば、あと百グラムくらい軽くなつてゐて欲しいところだが、雑な計り方だしまあ充分だらう。ホイールを換へて時間が遅くなつたのでローラーには乗れず、食事する序でに外に出た。もう自転車を持上げるだけで軽いのが判る。

ホイールに付けるカセットスプロケットを一々付け換へるのも面倒なので新しいのを付けた。歯数は以前のが12-25*1で、まあ、結構クロスレシオな方だ。で、新しい方は11-28と、ワイドレシオにしてみた。薩埵峠を上るには軽いギアが欲しい。重い方は脚を鍛へればよい。さう思つて乗り出してみたら、果して重い方は全然踏めない。大きな坂があるので帰りに頑張つてみたが、下りなのに使ひ切れる気がしない。手強いな、といふか足強いな。しかし剛性のあるホイールとしなやかなタイヤとチュ一ブの御蔭で下りで回しても全然不安を感じなかつたのは良かつた。手に来る微振動を一切感じなくて、フラつく感じもない。ローラーを回す時の様に数値に表れるものではないから気のせゐだと言はれればさうかもしれないけれど、別にそれでも構やしない。

*1:重い方の歯数-軽い方の歯数、数字が小さい程重く速くなる