大和但馬屋日記

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「蒼の英雄 Birds of steel」、フライトスティックEXを使つても操作感が今一つなんだよなあ。決して安くないスティックなのに、ホリクオリティかなあと思つてゐたが、ちよいと本腰を入れてチューニングしてみた。

フライトスティックEXのアナログ入力は次の通り。

フライトスティック 360標準コントローラの概当入力 ゲーム上の割当て
操縦桿 Lスティック エレベーター及びエルロン
操縦桿上の小アナログスティック Rスティック 視点移動及び機銃座の照準
スロットルレバー Lトリガー エンジン出力
スロットル上のシーソースイッチ Rトリガー ラダー

トリガーの左右は反対かもしれん。ともあれ、スロットルとラダーはソフトウェア上では一つの入力軸を半分づつ分け合つてゐるにすぎないのだな。先頭のビットが真ならばLトリガーで、偽ならRトリガーみたいな。いやそれだと同時入力はできないか。
で、ゲームのデフォルト設定では、デッドゾーン(センターの遊び)が大きめに設定されてゐて気持良くないのだ。特にラダーなど、感覚的にデジタル入力と変らん。右スティックで後部機銃を使ふ時も、まともに敵機を狙ふのは難しい。
そこで、デッドゾーンを失くす様にチューニング。この設定がよく出来てゐて、無入力時のセンター補正は勿論、レバーの傾きによる入力値の増大量の乗数(ビットシフトだな)を変へられたり、さらに変化量を非線形にもできる。物理操作と入力値の対応の具合も視覚的に確かめつつ設定できるので大変に便利だ。キーコンフィグと入力軸の設定だけで長い時間遊べるなあ。これを遊びと考へられない人には辛かろうが。気分はたぶんラジコン弄りと思じ。
デッドゾーンをなくして、ニュートラル付近のブレを繊細に拾ふ様になつてしまつたが、それこそ腕でなんとかすべきところだろう。トリムも使へるし、なんとかなる。