大和但馬屋日記

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Forza3」。「4」の発売までに第六シーズンを終へておかうといふ気にはなつてゐたが、おそらく達成できさうにないな。「4」が出たら「3」には戻らないし。「3」の後でコクピット視点とクラッチ操作のない「2」に戻れなかつた様に、ヘッドトラッキングがなくハンドルの舵角補正が切れない「3」には戻れないだらう。今から既にその両者が気になつて「3」を心から愉しめてはゐないのだ。特に舵角補正については「RacePro」でそれが無い方が良い事を確認済みで、「3」でも切れるものと楽観視してゐただけに、「4」でやうやく願ひが叶ふと思ふと発売が待遠しい。
それはそれとして「3」のR1クラス。アウディR10が格好良くて速いくせにエンジン音がバリバリのダサいディーゼル音でたまらん。最高だ。タイムのランキングはポルシェRSスパイダー一色だが、そんなのはどうでもいいのだ。
カタルーニャてR1のレースをやつてゐると、ここが如何に左リアタイヤに厳しいコースかといふことが厭になるほどよく解る。加速しながらの百八十度ターンや高速コーナー、ストレートエンドのシケインなどが全部右コーナー。左に曲るのは完全に減速した後のヘアピンやシケイン出口の様なタイトだがリアに横荷重のかからないコーナーばかりで、タイヤの左右の仕事量は雲泥の差だ。しまひには一コーナーのブレーキングで、何もしないのに勝手に熱の入つた左リアの外側に向けてテールが流れ出す始末。つくづくシミュレーションが凄いよな。