大和但馬屋日記

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「大地の汽笛」はワシのために作られたらしい

ゼルダの伝説 大地の汽笛」はその名が示す通り、ゲームの中核となる移動手段として鉄道が据ゑられてゐる。「風のタクト」の直系の続編だから、前回の船と同様に乗り物で移動するといふ企画にでもなつたのだらう。「風のタクト」の船による移動も概ね評判が良いとは言ひ難かつたらうに、よくこれで押し通したものだな。まあ、無難にまとめるよりは好感はもてるけれども。
移動中のゲーム性は概ねタイトーの「タイムトンネル」と「電車でGo!」に準ずる。誰が得するんだといへば俺が得するとしか答へられないが、「ゼルダ」を遊ばうとしたら「タイムトンネル」をやらされてゐた、といふのは一般的なゼルダファンにとつてはどうなんだ。知らん。
鉄道が主体のゲームなので、登場人物に鉄オタが登場する。彼の住む家は分り易くも鉄道車両で、その外観はどうみても京阪特急色*1。車両は旧3000系のやうだが屋根上の装置は8000系みたいだ。鉄道といふものをよく分つてゐるではないか。これはやはり任天堂の旧本社(現リサーチセンター)が京阪沿線にあるのが関係してゐるのだらうか。
そんな感じで、今のところ大喜びで遊んでゐる。

*1:上半分が黄色、下半分が赤の旧塗色