大和但馬屋日記

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まるでコークスクリューみたいな

いやコークスクリューなのだが。地域別北米R2最終戦ラグナセカ
メイプルで余裕だつたセッティングが、ここではAIに全く歯が立たない。決して上手くないAIに対して、差を詰めることすらできない。むしろ離される一方。制動距離がAIより長く、脱出の踏み始めがAIより遅いのだから当り前だ。つか、ABS使つてやがるなこの野郎共め。
テストドライブに引込んで検討。アップダウンが激しすぎるのでバネを前後とも少しづつ固くした。回頭性を上げるためキャスターを立て気味にした。しかしそれ以外は弄りたくない。前後のバランスを崩すとまたセッティング地獄の再開だ。ではどうしよう。
メニューをうろうろしてピンと来た。エアロだ。思ひ切つてダウンフォースを大きめにつける。ここまでは敢へて存在を無視してきたが、ここで使はなくてどこで使ふのかと。
レースに戻つてみた。ビンゴ。AIなどあつといふ間にミラーの彼方だ。
セッティングも重要だが、ここは特有の曲り方をマスターしないと駄目なんだな。第一コーナーが特に顕著だけども、全体に通用するセオリーとして言へるのはとにかくイン側を小さく回るラインを取ること。ブレーキを遅らせて頑張ることに全くといつて良いほど意味がない。第一コーナーと第二コーナーを大きなRで繋ぐのではなく、インからインを小さく繋ぐと速い。他も全てにおいて同じ。クリップに付かずに速く抜けられるコーナーなど一つもない。当り前といへば当り前だが、横Gと戦ふ様なコーナーが皆無なので(コークスクリューの下の左がやや例外か)、ここだけ特徴的に見えるのだな。そのセオリーさへ守つてゐれば、コークスクリューも何ら特別なコーナーではなくなる。
ともかくも地域別チャンピオンシップを全制覇。実に久し振りに「Forza2」の実績を解除した。