大和但馬屋日記

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まるでジェットコースターみたいな

yms-zun2008-06-24

昨日の続きで地域別北米R2、メイプルバレー逆走。
ここはセッティングに悩むコースではないので、セブリング用セットのまま臨んだ。
何ていふか何ですかこの気持良さは。これがあのアクセル踏むと回り出すコルベットですか、と疑ひたくなるほどコーナーが怖くない。むしろいくらでも踏んでいける。チキンブレーキを踏むAIなんかぶつちぎりである。
何が違ふのかと考へるに、要は路面のμ(動摩擦係数)が段違ひなのだらう。メイプルの路面はμが高くグリップを得易い。一方、セブリングはμが異常なほど低すぎる。そのセブリングに合せて作つたクルマがメイプルで遅い訣がない。グリップが確保できればコーナリング速度が高くなる分だけ空力効果も大きくなり、強大なダウンフォースでさらにグリップが増すといふ好循環。「PGR」か「デイトナ」かといふくらゐにガンガン走れるから調子に乗つてゐたら壁にヒットしてフロントバンパーを駄目にした。そしたらフロントのダウンフォースが無くなつて全然ターンインできなくなつてやんの。結局四位。
気を取り直してリトライ。詰らないミスだけは避けて、それでも楽しくドライブ。最終のパラボリカが、タイヤの悲鳴と戦ひつつラインを維持するコーナーではなくなつて、中間までアクセル踏んで加速する(!)コーナーに変るんだから驚きだ。R2クラスつて殆ど馴染みがなかつたけど、こんなに楽しいクラスだつたのか。
実に楽しかつた。