大和但馬屋日記

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二つ目クリア

「Aces of the Galaxy」難易度Normalで中央のルートをクリア。
ルートによつて何か劇的に変る訣ではなくて、ただ敵配置や難易度が変るだけだつた。正しい。
このゲームのどこがそんなに好きかといふと、ロックオン主体のシューティングでないところなのだな。十年前のポリフォニーデジタル唯一の非レースゲームであるところの「オメガブースト」以降*1、これ系のゲームは多数の敵をロックオンして誘導レーザーだかミサイルだかで撃破といふのが王道になつてしまつて、どうもそれが面白くなかつた。「Rez」然り「ANUBIS」然り「ゼーガペイン」然り。ゼーガはともかく他はそれぞれ嫌ひではないのだが、でもそれは好きな部分が別のとこにあるんだよな。
で、この「AotG」に関しては、ロックオン式のミサイルもあるが、そればあくまで補助的なもので、主戦力は狙つて連射命のレールガンなのだ。感覚的には「スターブレード」に近い。何が良いて、「照準で狙つて当る」その感触が気持いい。短時間で連続して撃破するとコンボとなつて得点倍率が上るのだが、それがショットの快感といふ形で効果的に作用してゐる。アイテムでレールガンを二段階に強化すると当り判定が大きくなるので快感も倍増する。「敵を撃つ」行為自体をきちんと気持良く作るといふのは、気を配つてないとできないことなのだ。

*1:勿論元を糺せば二十年前の「アフターバーナー」や「ギャラクシーフォース」以降といふことになるが