カルカソンヌ(Xbox360,Sierra online)
無料キャンペーンに乗じてダウンロード。10分以内にカルカソンヌの面白さを説明しよう - 焚書官の日常を読んだ後にゲーム内の親切なチュートリアルを見てルールを大体把握。思つたほどややこしくないといふか、テーブルで遊ぶ際にややこしさうな部分は全部自動化されてゐるので助かる。
イージーのAI相手にシングルプレイしてたらcandoさんに誘はれて、MakoXさんと三人対戦を何回か。結構狙ひ方に個性が出て面白い。candoさんはかういふゲームのセンスあるなあと思ふ。ワシは運任せの賭けに出るのが好きすぎる様だ。ハマれば大きいし負けても悔しいだけだからな。ストラテジー系ゲームに弱い理由が我ながらよく分る。
改めて前出の焚書官さんの追記部分やDocSeriさんの感想(id:DocSeri:20071115:1195126182)を読んでXbox360版を見直してみて思つたことをつらつらと。
- プレイ人数が多すぎると(ガチのゲームとしては)楽しくないかも、といふのはたしかにあるかな。徒に多人数で遊んでも、ライバルが増える上に回つてくる手番の回数が少なくなるのだから、ゲーム上でとり得る行動の幅が減る一方になる。五人以上ではもはや戦略どころではなく、ただのコミュニケーションツールにしかならなさう。
- 今回遊んだ三人といふのは人数的に最適だつたかも。一人がリードするのに対抗して二人掛りで大きな都市を造る、といふ機転が有効になる配点はなかなか絶妙。ただの削り合ひにならないのがいい。
- これが「共闘して一人を狙つて蹴落とさう」になると陰険味が増すが、それはゲームでなく人間関係の問題だよな。
- 真剣に強くならうと思つたら全パネルのパターンを覚えて戦略を立てないと駄目かしら。とはいへ最後は「引き」の強さに左右されるんだらうけど。
- 自動化の恩恵で、テーブルプレイだと一時間は掛りさうなところを二十分程度で切上げられる。対人戦なら持ち時間設定で長考防止もできる。「カルカソンヌ」のプレイ感の重さと実際にかかるプレイ時間のバランスとしてはたしかに二十分辺りが適当だと思つた。一時間かけるならもう少し内容自体がヘビーであつてほしいかな、と思ふ。たんなるビデオゲーム脳かもしれないけど。
そんなこんなで、Xbox360で「カルカソンヌ」を楽しめるのは結構幸せな体験だと思つた。折角だから皆ダウンロードすればよいと思ふ。