大和但馬屋日記

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今日のゲーム(六月七日)

FORZA MOTORSPORT2(Xbox360,Microsoft,ASIN:B000HDLUY0)フォルツァ モータースポーツ 2(初回出荷特典:限定車「NISSAN FAIRLDAY Z - Custom Forza Edition」入手権利カード同梱) - Xbox360

今日のオークション

どうもオークションの動向が昨日辺りから変つてしまつて、高値の車は瞬殺するがスタート価格の低い奴は競りが発生しないといふ二極化に。
TYPE-R二台はベースが安いからそんなに痛くもないが、ゼビ車のデルタは元手もそれなりに掛るのでスタート5000CRではキツいかも。安いとそもそも目に留らないのだね。
それともデザインに魅力がないのかと思つて2chのオクスレで宣伝してみたら、欲しいといふ人が数人居たので、即決価格を50000に設定して何台か放出。その場に居た欲しい人には行渡つた様で安心した。
ゼビ好きな人がじつくり見たらニヤリとするディテールはあれこれ仕込んだものの、パッと見は地味といふか、そもそも「ゼビウス」のマップが大きな一枚絵であることもXLA版から入つた世代にや判らんことだらうから、こんなもんか。つかやはり安藤必要ですか。むー。

今日の走行

Arcadeのタイムトライアル、筑波のランエボアタックに挑戦。全然クリアできん。パッドで走る方がいいタイムが出るし。
あと、ゼビデルタを自分好みに仕上げようとしてドハマリ中。Cクラス車なのにあれこれパーツ着けたらSクラスになつちまつた。それはともかく、四駆といふより挙動はまるでFF。あらゆるコーナーでフロントが逃げまくる。あらゆるセットアップをオーバーステア方向に振つて何とか曲る様にはなりつつあるものの、タイヤに極めて厳しい車になりさうだ。難しい。

パックマンワールドチャンピオンシップエディション(Xbox360,namco)

この日記で何度か触れてきた通り「パックマン」のことはあまり好きではない。もちろん歴史的意義は尊重するし、子供の頃に初めて目にして感じた「滑らかに動くテレビの中のキャラクターを自由に操作できる驚き」を忘れはしないけれども、しかしワシはこれをいくつかの理由で面白いと感じないのだ。いや、詰らないのではなく「あれより面白いゲームが山ほどあるから」といふ言ひ訣を常に用意してしまふ感覚だ。
「ヘッドオン(セガ)」に対するカウンターとして飛躍的に増したとされる行動の自由度や形勢逆転の要素も、冷静に考へれば大した差異ではない。ステージの形が永遠に不変である以上一つのラウンドで取れる点数には上限がある。苦労して迷路上のドットを全て喰ひ尽しても、ラウンドクリアとともにリセットされてやり直しとなる。パワーエサの効力はラウンドが進む毎に短くなり、つひにはモンスターの進行方向を反転させる役にしか立たなくなる。さういつた個々の要素がワシには全て息苦しく感じられ、それらを乗越える術が完全な行動のパターン化にしかないと知つた時、ワシは「パックマン」とその亜流に対する興味を失つた。それは「スーパーパックマン」、「パック&パル」、「パックマニア」そして「パックマンアレンジメント」を通じても変ることはなく、「どうせまた要素を増してルールをややこしくしただけだらう」と高を括つて遠ざけるばかりだつた。と、ここまで前振り。
今週のXBLA配信が「パックマンワールドチャンピオンシップエディション(以下パックマンCE)」と聞いて、当然「ケッまたか、要らねー」と思つた。XBLA用「パックマン」としては最早三本目になる。出し過ぎだ。「タイトーメモリーズ」収録の「インベーダー」一族並に要らない。
それでも一往は、と思つて体験版を落して遊んでみた。ら。
これが滅茶苦茶面白い。ワシが「パックマン」に感じた不平不満が全て解消され、二〇〇〇年代に相応しいアクティブなゲームに生れ変つてゐるではないか。要素を徒に増して複雑に「発展」させるのでなく、ゲームの仕組を一から見直して、かつてのシンプルさを維持したまま数段面白いゲームに再構成してしまつた。これは凄い。ワシにとつてはこれこそが「パックマン」、今までのは「パックマニア」のBGM以外すべて無かつたことにしていい。
たまにこんなのを前触れなく出してくるから、まだナムコは侮れんなあ。かういふものが配信されるLive Arcadeはやつぱりいいよなあ。
当然、即購入して全実績を解除。ああ、楽しい。
「どうせ『パックマン』でしょ」と思つてゐる人にこそ是非やつてみてと勧めたい。体験版ならタダだし、騙されたと思つてさ。

  • 2007年06月07日 manpukuya ゲーム Xbox360向けにリファインされたパックマンが面白いという話。岩谷徹監修のたまものか。