大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

今日のゲーム(十月二十四日)

ジオメトリーウォーズ(Xbox360,Microsoft)

  • 「ジオメトリーウォーズ」において最も避けるべきはゲームオーバー時にボムを余らせることである。
  • 「ジオメトリーウォーズ」において能ふ限り避けるべきはボムを使ふ前に死ぬことである。
  • 「ジオメトリーウォーズ」において最も情けないのは使ひたい時にボムがないことである。

百九十九万点。点数はともかく、生存のためのセオリー模索中。模索のためにストップウォッチで時間を計りながらプレイしてみたら、今の実力では平均十三分前後、だいたい百五十万点あたりで終る。
難易度の上昇はほぼプレイ時間に連動してゐる。比例してゐる、と表現してよいかどうかは分らない。今のところ、多少集中力が乱れてゐても出せるのが前述の時間とスコアである、といふことだ。
ところで、前にこんなこと書いたよな。

「終らない」状態に持込むのが次の課題と書いたが、具体的には「やられない」ことではなくて「一機やられる前に必ず七万五千点稼ぎ出す」といふのが目標。これが出来なければ、序盤でいくら長生きして残機数を溜め込んでも無駄である。
七万五千点とは残機が増える点数であるから、理屈としてはこの目標をこなすだけでゲームは終らなくなる。

これ駄目。却下。残機を軸に考へても無駄。今ワシの中で一番有力な筋はボムを如何に稼ぐかである。ボムは使った瞬間に周囲の敵を一掃する。完全に無敵といふ訣ではないが効果は絶大といつてよい。
このゲームの場合、ボムの数は残機に関り無く一定である。ゲームスタート時に三つ与へられ、そして十万点ごとに一つ増える。よくあるゲームの様な「残機一機=ボム三箇」といふ換算はできない。仮に百万点に到達したときには通算十三箇のボムが使へる筈、といふことだ。ただし、ボムは九箇までしかストックされない。
数のことはともかく、プレイ時間が十分を過ぎたあたりからボム無しで生存するのはほとんど不可能になつてくる。かといつて景気よく使ひまくるとあつといふ間に底を撞く。新たにストックされるまでの十万点といふ点数は決して少なくはない。それでもストックを増やさなくては話にならないのであり、そのために有効な手を打つことがトータルスコアを伸ばす唯一の手段となる。
結局の所、得点倍率(一定数の敵を倒す毎に×2〜×10まで増加、一機やられるごとにリセット)を高い状態で維持し続ける以外にその手段はない。理想的には得点倍率を×10で維持し続け、ボムを生存のためにバンバン使ひながらどんどん増やして収支ゼロ、といふ状態に持ち込まなくてはならないといふことだ。
しかし倍率×10を維持するのは相当難しい。初期状態(×1)から×2になるには敵を十五体、×3までも十五体、×4に三十体、までは数へたから間違ひない。以降倍率が一つ上がるために倒さなくてはならない敵の数はおそらく等比級数的に増えるため、×8以上はなかなかお目にかかることすら難しい。もちろん難易度が上がるにつれ出現する敵の数自体が半端でなく増えるので、ミスしても×5辺りまでは一瞬で取り戻せるのだけれども、その先となると大変だ。ちなみに、倍率を×6まで上げる頃には十万点は稼げてゐるはずで、そこまでに使つたボムが一つだけなら収支はトントンである。しかしまあ、大抵の場合赤字になる。
かうしてボムの収支のマネジメントを気にしだすと、残機数自体はさほど問題ではなくなる。七万五千点で一機増える残機と十万点で一箇増えるボムとでは、いふまでもなく残機の方が安い。だから、倍率がまだ×2とか×3とかの段階で不覚にも追詰められて死にさうになつた時、ボムを消費して生延びるくらゐなら一機くらゐ捨てて仕切り直した方がましだ、といふ考へ方をする様になつた。×5まで生き残れたら、そこから初めてなるべく死なない様にボムを使へば良い。
とりあへず今日の時点でのセオリーはこんな感じ。これが正しいかどうかは、さらに上の次元を見たときにまた明かになるだらう。プレイするごとに価値観が変つてくるのだからたまらんな。
それよりそろそろ深刻な問題は、脳がプレイ中にコプロ処理を始めたことだ。これはどんなゲームであつても上達の敵だからどうにかしたい。
最後に冒頭の格言めいたことの締め。

  • 「ジオメトリーウォーズ」において最も恥づべきは出現する瞬間の蛇に当つて死ぬことである。

この下手糞め。